直販サイト『 日本HP 』ブランドPCを徹底評価
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★【 直販サイト『 日本HP 』 ブランド力の評価】
最近になっても、時どき、デルや 日本ヒューレットパッカード(HP) など大手パソコンメーカーの、新聞1ページ全面広告を目にします。デルの始めた、この全面広告方式は、きわめてアメリカ的です。
ボーナス時期になると、NECなどの日本の大手メーカーも頑張っています。このページでは、そのデルコンピュータから業界(世界)トップの座を奪って久しい感のある、ヒューレットパッカード(HP)社のブランド評価について書いて行きたいと思います。
日本 HPは、パソコン業界でこそ、知名度はいまひとつですが、パソコンというものが現れる前の、業務用コンピュータ(ミニコンピュータなど)時代から、日本進出していた、著名な大企業です。
日本最大手の計測・制御器メーカーである横河電機と、ヒューレット・パッカード社(現在世界1位のIT企業)との合弁企業として、1963年に設立された、横河ヒューレット・パッカード(YHP)が、今の日本ヒューレットパッカード社の前身です。
古い話ですが、筆者は若い頃、(HPの21MXと言えば分かる)当時では有名な制御用ミニコンピュータのインターフェイスを設計するために、日本 HP社で研修セミナーを受けたことがあります。
技術者にとって、このミニコン、21MX(16ビットだったと思う)を使うということだけで、誇らしく感じたものです。もちろん今のマイコン(マイクロコンピュータ)が生まれる以前のことでした。(年がばれますね)
このことからもお判りのように、HP社は、パソコン登場(約20年前)のだいぶ前から、業務用コンピュータの世界に君臨していました。また、サーバー・ワークステーションも長く販売しており、もともと業務向けコンピュータメーカーだったのです。
デルとの比較で米国から見れば、HP社をパソコン業で追い越したと言うのではなく、デルが圧倒的に先行したのです。
デルは、パソコンというものが現れた、わずか20年前頃に生まれた、(ガレージ起業から始まった、)時代の寵児的な企業であり、歴史も浅く、比較しようのない会社といえるかも知れません。
HP社は、今からだいぶ前にすでに「コンパック」も吸収し、弱かったノート分野を充実させ、信頼と安心のメーカーとなっていたため、ある意味、デルから業界(世界)トップの座を奪うのは時間の問題だけだったのかも知れません。
変化が激しいからでしょうか、米国系メーカーについては、なかなか、イメージを定められないかも知れませんが、これらの情報から少しでもイメージを持っていただけたのではないかと思います。
かくいう筆者の日本HPに対するイメージも、「野暮なデザインの、お堅い業務用サーバー・ワークステーション」、と言ったものでした。
しかし今回、この記事や、『3Dゲーム・BTOパソコン比較評価−ヒューレットパッカード(実機)編』を書くため、少し調べているうちに、パソコンメーカーでトップになった理由も理解できて来ました。
★【 使用パーツを徹底チェック・評価 】
★【 製造、組立てを徹底チェック・評価 】
これらの項目は、自作系のBTOパソコンショップの信頼性評価のための項目であり、基本的に全てのパーツを内製、組み立て、自社保証している(外部からOEM調達してても)、天下の大企業に対しては、チェック項目として、当てはまりませんので、書きませんでした。
参考までに、どの機種のページにも、ハードウェア仕様の「使用環境条件」 の欄に、温度 5〜35℃の記載があります。このため、この範囲で、基本的な動作は保証していますので安心です。
★【 直販パソコンのラインアップを徹底チェック・評価 】
それでは、日本HPの直販サイト「hp directplus」のラインアップを見てみましょう。
【個人向けノートパソコン】
まず個人のお客様から、ノートブックをクリックしますと、「製品一覧から選ぶ」、「キャンペーンで選ぶ」、「スペックで選ぶ」の3種類のエントリー方法がありましたので、「製品一覧から選ぶ」で製品を眺めてみました。
●10.1−10.2インチミニノートとして、
・ Mini 1000 シリーズ(¥34,860円〜)4機種
・ HP Mini 1000 Vivienne Tam Edition シリーズ(¥54,600円〜)1機種
・ Mini 2140 シリーズ(¥59,850円〜)3機種
重さ1.1kg、今売れ筋のモバイル・ミニノート、イー・モバイルに入ればなんと価格が無料?!
●12.1インチタッチ&ツイストノートとして、
・Pavilion Notebook PC dv2 シリーズ(¥73,500円〜)2機種、
・TouchSmart tx2 Notebook PC シリーズ(¥89,250円〜)4機種。
直感的に、自在に操れる。ひらめきを瞬時に表現する。ダイレクトにペンで、指で入力できる。ツイストするディスプレイ。
●15.6インチシンプル・ハイバリューノートとして、
・G61 シリーズ(5月中旬発売)、
●16.0インチプレミアム・スタンダードノートとして、
・Pavilion Notebook PC dv6i シリーズ(¥72,450円〜)4機種、
・Pavilion Notebook PC dv6a シリーズ(¥61,950円〜)4機種、
●17.3インチファーストクラス・エンターテインメントノートとして、
・Pavilion Notebook PC dv7 シリーズ(¥138,600円〜)4機種、
以上、液晶のサイズ別の、5ジャンルに合計7シリーズ、25機種ありました。
【個人向けデスクトップパソコン】 日本HPの直販サイト「hp directplus」のラインアップ
次に個人のお客様から、デスクトップをクリックしますと、「製品一覧から選ぶ」、「キャンペーンで選ぶ」、「スペックで選ぶ」、「ビジネスPC」の4種類のエントリー方法がありましたので、「製品一覧から選ぶ」で製品を眺めてみました。
●コンパクト・デスクトップとして、
・ Pavilion s3820jp/CT シリーズ(¥39,900円〜)5機種
・ Pavilion s3840jp/CT シリーズ(¥59,850円〜)3機種
●スリム・デスクトップとして、
・ Pavilion v7760jp/CT シリーズ(¥69,930円〜)1機種
・ Pavilion v7860jp/CT シリーズ(¥69,930円〜)4機種
・ Pavilion v7880jp/CT シリーズ(¥69,930円〜)5機種
●ミニタワーとして、
・ Pavilion p6020jp シリーズ(¥39,900円〜)1機種
・ Pavilion m9680jp/CT シリーズ(¥79,800円〜)5機種
・ Pavilion m9690jp/CT シリーズ(¥89,880円〜)3機種
●オールインワンタイプ・ボードPCとして、
・ TouchSmart PC IQ500 シリーズ(¥129,780円〜)2機種
・ TouchSmart PC IQ800 シリーズ(¥219,870円〜)2機種
以上、ケース形状別の、4ジャンルに合計10シリーズ、30機種ありました。
【個人向けデスクトップ・ビジネスPC】 日本HPの直販サイト「hp directplus」のラインアップ
さらに個人のお客様から、デスクトップをクリックし、「ビジネスPC」で製品を眺めてみました。
●スリム PCとして、
・ dc5850 SF/CT (¥57,750円〜)1機種
●マイクロ タワーPCとして、
・ dc5850 MT/CT (¥57,750円〜)1機種
●スモールフォームファクタとして、
・ dc5800 SF/CT (¥60,900円〜)1機種
・ dx7500 SF/CT (¥29,820円〜)1機種
●マイクロ タワーPCとして、
・ dx7500 MT/CT (¥48,090円〜)1機種
以上、ケース形状別の、4ジャンルに合計5シリーズ、5機種ありました。
以上ここまでに、紹介してきた個人向けPCだけに限っても、22シリーズ、60機種と非常に豊富なパソコンを用意していました。法人向けまで紹介したらキリがないようにも感じます。(法人向けパソコンは、別の機会とします。)
大変長くなりました。最後に、それでは、日本HPとして、特徴的なことは、何なのでしょうか、少し考えてみました。
■ (格安モデルを除く)全ての販売機種が、カスタマイズ可能なBTO仕様としている。これは、DOS/V自作系ショップパソコンと同じ発想のように感じられる。
■ ここ数年で、業務用コンピュータの堅い企業イメージから、日本の最盛期の頃の家電PCメーカーっぽい商品の品揃え、そして直販サイトイメージへと大きく変化した。
少なくとも、この2点は、ハッキリと言えるのではないでしょうか。
上に挙げたデスクトップPCの中で、Pavilion Desktop PC m9690jp/CT、フラグシップモデルについて、性能面の実力を実機でレビュー評価したページを見ていただけば、もう少し、日本HPのBTOパソコンについて理解できるかも知れません。→【 3Dゲーム・BTOパソコン比較評価−ヒューレットパッカード(実機)編 】へ
2009年4月末記
【その他の有名ショップ評価ページ】
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●『 マウスコンピュータ 』BTO−PCを徹底評価のページ
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●「フェイス」のBTOパソコンを徹底評価のページ
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●【 直販サイト『 東芝ダイレクトPC 』を徹底評価 】のページ
●【 直販サイト 『 日本HP 』ブランドPCを徹底評価 】のページ