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3Dゲーム・BTOパソコン比較(実機)評価−ヒューレットパッカード編

 ヒューレットパッカード(HP)編: Pavilion Desktop PC m9690jp/CT  デルから業界トップの座を奪い続ける、日本ヒューレットパッカード(HP)社の直販パソコンの中から、フラグシップモデルである、Pavilion Desktop PC m9690jp/CT について、その性能面を中心にした評価・紹介です。
(Update 2019.10.05)

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3Dゲーム・BTOパソコン比較(実機)評価−ヒューレットパッカード編

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【実機評価】HPのデスクトップ:HPE 390jp レビュー(2010/12月)
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 ●ヒューレットパッカード(HP)実機・評価編: Pavilion Desktop PC m9690jp/CT

 デルから業界トップの座を奪った、日本ヒューレットパッカード(HP)社の直販パソコンとは、どんなものなのでしょうか?そのフラグシップモデルである、Pavilion Desktop PC m9690jp/CT について、性能面の実力評価を中心にした、第1回目の紹介記事です。

 今回は、偶然にも、Pavilion m9690jp/CTテストマシンをお借りする機会がありましたので、実機でのベンチマークテストも交えたレビュー評価を以下書いて行きます。

  このカテゴリーでは、前に挙げた3Dゲーム度のチェック項目を調べながら、各社の代表的3Dゲームパソコンを連続紹介していますが、本機はフラッグシップモデルということで、本格サーバー(※サーバー・ワークステーション入門参照)としての機能を備えている点も大変ユニークです。

 まず、このモデルはビデオカードが、3Dゲーム性能も十分高いGPUである、NVIDIA® GeForce 9800GT(1GB) 、NVIDIA® GeForce® 9600GS(768MB) 、そしてATI Radeon™ HD 4850(1GB)、の中からBTO選択できるという大きな特徴があります。

 テストマシン搭載のカードは、幸いこの中で最高性能のRadeon™ HD 4850(1GB)でした。このカードは、2008年夏に最高性能を誇った、GeForce 9800GTX と同レベルの性能を持ち、今年4月発売の最新カード、Radeon HD 4890に比較しても、−30%程度の性能比が報告されています。

(−30%程度が性能比の詳細は、3Dゲーム用グラフィック・チップ(GPU)性能比較・評価一覧表などで比較下さい。)


 さて、実際に3Dゲームパソコン選ぶ上では、まず最初に、自分のやりたいゲームの種類によって、モニターの液晶サイズとグラフィックカード性能を、およそ決めてしまうのが賢い方法と思います。


 (テスト機の3DMark06 [ Canyon Flight] 画面   →)

 本機は、ビデオカードが3種類から選択可能でもあり、あらゆるゲーム向けにカスタマイズできます。テスト機と同じ、Radeon HD 4890を選べば、動かないゲームはないと思いますが、やりたいゲームが、「デビル メイ クライ 4」なのか、「FINAL FANTASY 」なのか、などで決まって来るでしょう。


 さて話をハードウェアの性能面からのチェックに戻しますと、やりたいゲームの公式サイト(参考:公式サイト入口(ドスパラ内)で【オフィシャルサイト】文字部クリック)へ行きますと、最低のハードウェアの環境が公表されています。


 【3Dゲーム度の面からチェック】

  @ビデオカード塔載GPUとビデオメモリー: どの程度ゲーム向きか?

  先に書きましたように、今回のテストマシンには、BTO選択可能なカードのうちの最高性能のRadeon™ HD 4850(1GB)仕様でした。しかも付いていたカードはATIの純正品でした。

 このカードは、2008年夏に最高性能を誇った、GeForce 9800GTX と同レベルの性能を持ち、この4月発売の最新カード、Radeon HD 4890に比較しても、−30%程度の性能比が報告されています。 (詳しくは3Dゲーム用グラフィック・チップ(GPU)性能比較・評価一覧表をご覧下さい。)

 (←テスト機の3DMark06 Canyon Flight ドラゴン画面)


 今回、テスト機で、3DMark06 B110 ベンチマークを取って見ましたところ、結果のスコアはかなり高いものでした。

 3DMark06スコア:13342、SM2.0スコア:4933、SM3.0スコア:5719、CPUスコア:5416(但し、解像度 1280X1024 No Anti-Aliasing)

 この数字は、CPUこそ違いますが(本機のCPUは、Core i7)、発売当時PC Watch誌で取られた、「Radeon HD 4850」搭載カードベンチマーク3DMark06 (Core 2 Extreme QX9650、3Ghz)の12838 を大きく上回りました。
 

 A塔載のCPU: Core2 Duo以降、またはAthlon64 X2以降、か?

  標準仕様は、Core i7-920のようですが、テストマシンは、Core i7-940 (ネイティブ 4コア / 2.93GHz / 1MB L2キャッシュ + 8MB L3キャッシュ/ QPI 4.8GT/s)が選択されていました。940 は、現在上から2番目の高速仕様で、申し分ありません

 B塔載のメインメモリー: 種類は、DDR2以降か?容量は、速度は?

  標準仕様は、3GB(1GB x3)のようですが、写真のマイクロン純正品のDDR3、2GBが3枚で、合計6GB(トリプルチャネル仕様DDR3-1066MHz, 3 Channel, 2GB X3)が付いていました。

 ←型番PC3-8500U-7-10-B0 ( 両面16チップ BGA)。

 これは申し分ない大容量、高速仕様です。


 C塔載のハードディスク: 種類は、シリアルATA2(SATA-II)以降、か?

  標準仕様は、320GBのようですが、テスト機には、信頼性の高いSeagate製の、1TB (SATA-2)が、2基(RAID 0?構成)付いていました。(型番:ST31000340AS (1TB SATA300 7200rpm)) 大容量と、高速性も含め、申し分ないと思います。


 (←貸し出し機の右側サイドカバー開けた所)


 D信頼性・その他:GPUやCPUの負荷率が高くなりますので、発熱が多くあり、冷却が十分かどうか。電源容量が十分か、どうか。

  電源には、 460W(365W conbined Max.)、静音設計の電源を標準搭載でした。パワーに不足はないと思います。電源メーカーは、DELTAエレクトロニクスのラベル表記があり、HP社のOEM品と思われます。

 ケースの大きな特徴は、BTX仕様である点です(初心者のBTX フォームパソコン入門参照)。ケースの取り外しカバーの面が、ATX と逆の右側面であることに注意下さい。

 このBTX仕様から、(ATXケースに対して)冷却が必要な主要部品を効率よく冷やすための部品配置とエアーフローの確保が行なわれました。(ただ、ATXとの互換性がないパーツも出るため、現在もまだ、あまり普及はしてないようです。)

 写真のように、左下奥のハードディスク2個も垂直方向に縦置きにされ、もともとBTXマザーボードの主要発熱部品が、水平に直線上にレイアウトされてるために、エアーフロー(ほぼ左から右へ)中に自然と置かれ、右側の冷却ファンで排気されることになります。(ケース上方にあがった熱は、電源内のファンで排出される。)

 CPUやHDD、メモリーなど熱に弱い部品がケース下の方の通気がよい低温度エリアに配置され、パソコンの信頼性が高まっているのがよく解ります。

 以上ケース内部の冷却性は、十分ある構造となっています。使用環境の表示仕様は、大手メーカーで標準的な温度 5 - 35℃でした。 また、ケースサイズをチェックすると、寸法が、高394×幅178×奥422mm、重さが約 13.5kg でした。

 次に重要なパーツである、マザーボードは、基板上にPegatron IPMTB-TK というシルク印刷文字がありました。これは、信頼性の高いマザーボード製造では著名な、ASUSTek社の生産子会社です。また、型番から、HP/Compaq 向けのマザー:米国名称 Truckee-UL8Eのようです。

 このマザーは、Intel X58 Expressチップを採用のものですが、このチップセットは、Core i7 やDDR3タイプのトリプルチャネル新メモリーに対応し、全体的なシステム・パフォーマンスを向上させた最新のものです。


 【サーバー機能面からチェック】

 ●ハードディスク構成

 本機は、購入時にハードディスク2基のRAID構成を選ぶと、ストライピング(RAID 0)か、ミラーリング(RAID 1)を選択できます。

 ミラーリングというのは、文字通り、全く同一の現在のディスク内容が2つ常時取れているという、サーバー機能としては必要不可欠のものです。(ストライピング(RAID 0)は、ディスクの読み書きの速度がほぼ2倍高速化されるというプロ仕様です。)

 この辺は、図柄入りの詳しい説明が、ストレージタンクPCというページにありますのでそちらをご覧下さい。大変解りやすく書かれています。

 上の2つの機能を合わせた、RAID 0+1 が設定可能な(4基のHDDとなる)レイド構成は、BTOカスタマイズ欄には、残念ながらありませんでした。これがあれば、本格サーバーとして鬼に金棒、ベストな構成になります。

 【ユニークな機能】

 さらにハードドライブについては、ユニークなものが2つ備わっています。

 ●パーソナル・メディア・ドライブ(5インチHDD):

  この1つは、電源を入れたまま着脱可能なパーソナル・メディア・ドライブ用スロットです。パーソナル・メディア・ベイと言うドライブ増設箇所ですが、500GBと1TBから選択できます。

 これは、ビデオ映像などの大容量デジタルコンテンツを保存し、すぐ持ち運ぶ場合などに大変便利です。ただ、問題はHP専用外部ケースなので移動先のパソコンも、同じベイがあるものとなってしまう点でしょうか。



 ●ポケット・メディア・ドライブ(2.5インチHDD):

  もうひとつ、2.5インチHDD用として、やはり電源を入れたまま着脱可能なポケット・メディア・ドライブ用スロットがフロントベゼル中央に配置されています。

 ドライブは、購入時に、160GB/ 250GBから選択搭載でき、内蔵ハードドライブと同じように使用したり、外付けのポータブルUSBハードドライブとしても活用できるされています。(携帯用キャリーケースも付属)

 ●Easy Backup ボタン

  これは、誰でも一度は欲しいと思ったことがあるような機能スイッチです。ワンタッチ起動・設定で、設定したディスク上のデータファイル(システム、プログラムなどは除く)を定期的にバックアップすることができるというものです。

 こういったBackUp機能のソフトは、たしか単品で販売されていますが、実用上、ハードSWがないと使いにくい面があるため、採用されたのではないかと思います。


 その他の魅力的な機能に

 ●ブルーレイ対応スーパーマルチドライブが選択可能
 ●ダブルの地上デジ放送チューナー内蔵可能
 ●15 in 1 メディアスロット: 15種類の記録メディアに対応

 などがあり、3Dゲーム以外にも、高負荷の動画編集やストリーミングなどの作業でも高速な処理を可能なスペックとなっています。


 (←テスト機の3DMark06 「Return To Proxycon」画面)




 以上のハードウェアチェックから、さすがは、ミニコンピュータからの長い歴史を感じさせる会社だけあるなーと感じました。想像してたより良心的なパーツ採用、信頼度の高い設計思想などが透けて見えて来ました。

 以上、パソコンでは現在世界のトップとなった、HP社のフラグシップモデルPavilion Desktop PC m9690jp/CT について、その性能面を中心にしたレビュー評価・紹介でした。

納期は、上記のカスタマイズ・スペックで、5日以内(フルカスタマイズモデルでも5営業日)とかなり早い出荷です。 

価格は、OSが、Vista Home Premium 64bit SP1正規版インストール、上記のレビュー評価用のBTO変更した場合、¥146,580円となりました。結構なバリュー価格ではないでしょうか。なお、モニターは付属しません。

Pavilion Desktop PC m9690jp/CT


 ※参考)本モデル一覧のページには、ファイナルファンタジーXI® 推奨認定スタートパックモデル(GeForce® 9800GT仕様)¥129,990円 〜)というのがあり、これには、PlayOnline/FINAL FANTASY XI ヴァナ・ディール コレクション (¥8,190円相当が無料)のパッケージソフトがサービス添付されていました。

 このモデルは、『 FINAL FANTASY XI Official Benchmark 3【高解像度】で【平均-High 9235 】を叩きだす 』との自信の記載もありました。

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【実機評価】HPのデスクトップ:HPE 390jp レビュー(2010/12月)
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 2009年4月末記




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