電脳獅子惑星ロゴ

超高性能 3Dゲームパソコン ランキングTOP10(2020年12月)

 2020年9月、NVIDIAのハイエンド向け新型GPU「GeForce RTX 3070/3080/3090 」(以下 RTX 30シリーズ)搭載グラフィックスカードが発表され・・・・9月下旬から順次発売・・。
(Update 2024. 4.20)

記事ヘッダー写真

超高性能 3Dゲームパソコン ランキングTOP10(2020年12月)

(本ページはプロモーションが含まれています)

【最も関連するページ】
 超高性能 3Dゲームパソコン ランキングTOP10 最新版

 2020年12月、最新ビデオチップGPU を採用のショップブランド各社の超高性能 3D ゲームパソコンの 機種をチェックし、筆者の独断と偏見によりランキング紹介しました。

 2020年9月1日、NVIDIAのハイエンド向け新型GPU「GeForce RTX 3070/3080/3090 」(以下 RTX 30シリーズ)搭載グラフィックスカードが発表されました。(9月下旬から順次発売されました。)

 前回ランキングは、GeForce RTX 2080 Ti のSLI機種が上位を独占していましたが、今回はこの定番のSLI機種サイコムに1機種しか見つかりませんでした。残念です!

 この新 RTX 30シリーズは、従来のGeForce RTX 20シリーズから,リアルタイムレイトレーシング用の「RT Core」(人間の目に入ってくる光の情報を再現するための仕組み、光線追跡法)、AI推論エンジンアクセラレータとしての「Tensor Core」(深層学習・ディープラーニングの学習と推論に最適化したプロセッサ)を搭載していましたが、これがさらに強化され、進化(性能が2倍とか)したというのが最大の特徴のようです。

 さて、本テーマのPCランキング比較する前に、デスクトップ・ハイエンド仕様でのグラフィックカードの性能比較を客観的に眺めて置きたいと思います。

【高性能グラフィックス・カード(GPU)の性能現状】

 今回発売された新GPU「GeForce RTX 3070/3080/3090シリーズ 」の位置付けは、「4Gamer.net」の調査を引用させてもらいますと、RTX 3080は、RTX 2080 Ti比で、+12〜31%程度の差を付けており、RTX 2080 SUPERに、25〜57%程度と、さらに高解像度になるほど差が広がる傾向が見られるとあります。



 ●上図(「4Gamer.net」の調査を引用)RTX 3080は、RTX 2080 Ti比でも、+12〜31%程度の差を付けており、高解像度になるほど差が広がる傾向が見られる。これは,解像度が低い場合はCPUがボトルネックになりやすく、RTX 3080が十分な性能を発揮できないからではないだろうか。また,RTX 2080 SUPERに、+25〜57%程度と,やはり高解像度のほうが開きが大きい。
 (NVIDIAからGeForce RTX 3080 Founders Editionで「4Gamer.net」測定)



 ●下図は、Radeon RX6700XT の発表(21年3月)により、GeForce RTX 3070/RTX 3060Ti との性能位置付け比較のために追加。「4Gamer.net」から引用させて頂きました。


 これにより、ゲーマー向けGPUとしては、RTX 30シリーズが、最上位モデルということになりました。

  これらの図から、シングルカードの3Dベンチ性能

 新GPU 「GeForce RTX 3090 」>「GeForce RTX 3080 」 > 「GeForce RTX 2080 Ti 」 > 「GeForce RTX 2080 SUPER」 > 「GeForce RTX 2080」 > 「GeForce GTX 1080 Ti 」

の順になるようです。 (※参考:→最近のグラフィックス(GPU)性能比較・一覧をチェックして見る)

 カード2枚利用の、2-Way SLI (CrossFire)以上になっても、特別の事情がない限りは、ほぼこの順となると思います(注記1参照)。

 「超高性能 3Dゲームパソコン ランキング」は、いつもながら、グラフィックス・カード2枚接続のSLI (またはCross Fire)方式パソコンの評価ランキングみたいなものでしたが、今回の調査では、このSLIがはっきりと減って来ました、と言うより、なくなって来ました。

 原因は、グラフィックス・カード(GPU)の性能向上とその価格の上昇で、2枚利用というのは、手が出せなくなったのかも知れません。ただ、もう少し安い価格帯のカードで、自分でSLIを組むと言う道は残されています。

 さて、ランキングは、あくまでサイト公開の標準仕様での順位で、同程度の仕様なら、価格の安いものを上位としました。当然、BTOカスタマイズした後には、大きく変動します。(調査時点で販売終了品は非掲載、売切れは掲載です。)

 注記)ランク付けについては、最下段の※注記2を参照下さい。価格は、カスタマイズにより大きく変化しますので、ホンの参考です。

超高性能 3Dゲームパソコン ランキング TOP 10: 2020年12月12日調査

ランキングと機種 イメージ グラフィック・CPUなど性能
1位

サイコム(Sycom):
4Kでのゲームプレイに特化したNVIDIA SLI対応ゲーミングPC
G-Master SLI-Z490-NVL
グラフィックスRTX 2080 SUPER(SLI)詳細仕様


ベンチマーク推定値
GS(Graphic Score) :通常のスコアより約30%程度大きい

 ・3D mk FS (1920x1200) 推定値:43,562(1.8倍)
 ・3D mk FS GS(1920x1200) 推定値:51,939(1.8倍)
 ・3D mk FS EX(2560x1440) 推定値:23,805(1.8倍)

2Way - SLI接続で、カード1枚の約 2.0倍の性能と言われるが、解像度(1920x1200)では1.8倍前後か?

・シングルカード3D mk FS (1920x1080) 測定値:24,201
・シングルカード3D mk FS GS(Graphic Score)(1920x1080) 測定値:28,855
・シングルカード3D mk FS EX(2560x1440) 測定値:13,225
・シングルカード3D mk FS EX GS(Graphic Score)(2560x1440) 測定値:13,701

特価¥396,780円〜(7日以内出荷)
●Windows 10 Home 64bit
Z490 チップセットマザー
(ASUS PRIME Z490-A)標準

サイコムの良い点:
パーツなど信頼度が高い
通販専門の有名サイト
数少ないフルカスタマイズBTOショップ

(2020年12月調査)

●GPU選択可( RTX 2080 Ti 11GB 選択可)
2Way-SLI 仕様
NVIDIA GeForce RTX 2080 SUPER (8GB) Manli製 ×2(2枚 SLI接続
●CPU選択可
Core i7-10700K (8コア16スレッド対応、定格3.8GHz ターボMAX5.1GHz、スマートキャッシュ16MB)
CPUクーラー:CoolerMaster Hyper 212EVO(空冷)
16GB DDR4-2933 (メジャーチップ8層基板 8GB×2/ 2チャネル)
●SSD :512GB (M.2 PCI-E SSD : Intel 660p Series )
●キーボード:オプション選択
●サウンド:オンボードオーディオ、DVDドライブ(ASUS DRW-24D5MT)、マウス・スピーカなし
PCケース:CoolerMaster CM694+天板ファン12cmファン
電源(選択可):Corsair RM1000x 1000W(80PLUS Gold)
2位

マウスコンピュータ:
最新のグラフィックスを搭載したハイエンドゲーミングパソコン
G-Tune EP-Z (Z490)
カスタム詳細仕様
icon

ベンチマーク参考値
GS(Graphic Score) :通常のスコアより約30%程度大きい


・3D mk FS (1920x1200) 測定値:29,549
・3D mk FS GS(Graphic Score)(1920x1200) 測定値:41,555
・3D mk FS EX(2560x1440) 測定値:19,418
・3D mk FS EX GS(Graphic Score)(2560x1440) 測定値:21,098
icon icon
特価¥249,800円(4日出荷)

●Windows 10 Home 64bit
Z490チップセットマザー

(2020年12月調査)
●GPU選択不可
NVIDIA GeForce RTX 3080 (10GB) GDDR6X
(HDMI x1, DisplayPort x3)
●CPU選択可
Core i9-10900K (10コア20スレッド対応、定格3.7GHz ターボMAX5.3GHz、スマートキャッシュ20MB)
水冷CPUクーラー
240mm長型ラジエーター
32GB PC4-21300 ( 16GB x 2, デュアルチャネル )
●OS起動M.2 SSD :1TB (NVMe対応/ M.2シールド)
●HDD :2.0TB
●ハイデフィニション・オーディオ、DVDドライブ付属、マウス・スピーカなし
●【G-Tune】フルタワーケース(ATX)
電源:800W 電源 (80PLUS TITANIUM)
3位


ツクモ :
【BTOモデル】eX.computer
G-GEAR neo GX9J-C201/ZT詳細仕様


ベンチマーク推定値
GS(Graphic Score) :通常のスコアより約30%程度大きい


・3D mk FS (1920x1200) 測定値:29,549
・3D mk FS GS(Graphic Score)(1920x1200) 測定値:41,555
・3D mk FS EX(2560x1440) 測定値:19,418
・3D mk FS EX GS(Graphic Score)(2560x1440) 測定値:21,098

特価¥252,273円〜(7日出荷)
●Windows 10 Home (64ビット)
Z490 チップセットマザー
(ASUS TUF GAMING Z490-PLUS )

(2020年12月調査)

●GPU選択不可
NVIDIA GeForce RTX 3080 (10GB GDDR6)
(HDMI 、DisplayPort x3 )
●CPU選択可
インテルCore i9 -10900K (10コア20スレッド対応、定格3.7GHz ターボMAX5.3GHz、L3キャッシュ20MB)
CPUクーラー:CoolerMaster製ヒートパイプ式クーラー
16GB PC4-21300 (8GB x2 / 2チャネル)
●SSD :500GB (M.2 NVMe接続)
+東芝製 1TB HDD (SATA3 / 6Gbps)
●キーボード:オプション選択
●サウンド:オンボードオーディオ、DVDドライブ、マウス・スピーカなし
PCケース:G-GEAR neo ミドルタワー
(Cooler Master製 MC500P カスタマイズ)
電源: Apexgaming製 AG-750M
定格750W 80PLUS GOLD対応
4位

ストーム(STORM) :
ハイクラスゲーミングPC
【静音ゲーミング】PG-FN
詳細仕様


ベンチマーク推定値

GS(Graphic Score) :通常のスコアより約30%程度大きい


・3D mk FS (1920x1200) 測定値:29,549
・3D mk FS GS(Graphic Score)(1920x1200) 測定値:41,555
・3D mk FS EX(2560x1440) 測定値:19,418
・3D mk FS EX GS(Graphic Score)(2560x1440) 測定値:21,098

¥292,800円
●Windows 10 Home 64 bit
Z490チップセット
MSI製 MPG Z490 GAMING PLUS マザー

(2020年12月調査)
●GPU選択可
NVIDIA GeForce RTX 3080 (10GB GDDR6)
●CPU選択可
Core i9 -10900 (10コア20スレッド対応、定格2.8GHz, ターボMAX5.2GHz20 MB Smart Cache)
●DDR4 crucial 32GB (PC4-21300) ( 8GB x 2:4チャネル)
●ストレージ:SSD 1TB (高速NVMe )
●M/Bオンボードサウンド、DVD外付け
●ケース:PHANTEKS ECLIPSE P400S
ブラックカラー ミドルタワー
吸音シートを取付した静音仕様
電源 :1200W (80PLUS Platinum)
5位

ドスパラ:
ヘビーゲーマー向き
RTX3080搭載
GALLERIA ZA9C-R38
詳細仕様


ベンチマーク推定値
・3D mk FS (1920x1200) 測定値:29,549
・3D mk FS GS(Graphic Score)(1920x1200) 測定値:41,555
・3D mk FS EX(2560x1440) 測定値:19,418
・3D mk FS EX GS(Graphic Score)(2560x1440) 測定値:21,098

特価¥229,980円
●Windows 10 Home 64bit
Z490チップセットマザー

(2020年12月調査)
●GPU選択不可
NVIDIA GeForce RTX 3080 (10GB) GDDR6X
(HDMI x1, DisplayPort x3, LEDライティング機能)
●CPU選択不可
Core i9-10850K (10コア20スレッド対応、定格3.6GHz ターボMAX5.2GHz、20MB Smart Cache)
CPUファン:Scythe 虎徹 MarkU(SCKTT-2000)
16GB PC4-23400 ( 8GB x 2/ 2チャネル )
●SSD : 1TB NVMe SSD (M.2 2280)
●HDD :なし
●マウス・キーボード・DVDドライブなし、オンボードHDサウンド
●ガレリア専用 SKケース (ATX)スタンダード(ガンメタリック)
電源 :750W 静音電源 (80PLUS GOLD)

2020年12月12日更新

 ※注記1)3D mark 11対応ベンチマーク
 ・Quad - SLI 接続では、カード1枚の約 3.4倍の性能と言われるが、通常(パフォーマンス1280x1024)では、2倍超程度、Extreme(1920x1200)では、3.2倍程度としました。

 ・3Way - SLI接続では、カード1枚の約2.8倍の性能と言われるが、通常(パフォーマンス1280x1024)では、1.9倍程度、Extreme(1920x1200)では、2.45倍前後としました。

 ・SLI(CFX)接続で、カード1枚の約2倍の性能言われるが、通常(パフォーマンス1280x1024)では、1.5倍程度、Extreme(1920x1200)では、1.8倍前後としました。


 ※注記2)ランキング評価に当たり下記性能データを比較。

 ・NVIDIA「SLI技術」の要点と派生技術

 ・3Dゲーム用グラフィック・チップ(GPU)性能比較・評価一覧表
 ・初心者にやさしいCPU選び−intel編による性能順

 ・メモリの知識と選び方による性能順位


27型ゲーミングモニター:29,800円より

ご意見、ご要望について
  よりよいサイトへ改善のため、多くの方のご意見、ご要望の提案などをお待ちしています。
  お問い合わせ窓口に記載の上ご連絡下さい。(メールアドレスをお忘れなく)


ご意見、ご要望について
お問い合わせ窓口

電脳獅子惑星:直販のBTOパソコン比較・選択ガイド

トピックス

  • BTOショップ評判を分析

注目ランキング最新版

  • BTOパソコン販売ショップ売上高の人気ランキング
  • 高性能ゲームノート ランキング
  • 高性能ゲームパソコン ランキング
  • 高性能モバイルノート ランキング

一覧表で眺める

  • 各ゲーム推奨PC一覧
  • 動画編集(ビデオ編集)パソコン一覧
  • GPU性能比較一覧表
  • ノート向けGPU性能比較一覧表

快適動作(創作PC)

  • 写真編集(RAW現像)PC
  • Adobe CC推奨仕様PC
  • エディウス快適動作PC
  • イラスト制作性能PC
  • 3DCG制作での推奨パソコンレベル

快適動作(ゲーム)

  • FinalFantasyが快適動作するPCのレベル
  • AVAが快適動作するPCのレベル
  • BF4が快適動作するレベル

選び方・チェック項目

  • ゲーム用ノート基準
  • トレーダー(特にデイトレ)用途PC

初心者向け入門解説

  • 各BTO系ショップの得意分野を調査
  • 初心者の3Dゲーム・オンラインゲームパソコン選び方入門
  • 3Dゲーム・オンラインゲーム・パソコン入門(続編1)
  • ゲームノート入門
  • BTOノートを選ぶ理由と選び方
  • 初心者のクリエイターPC入門
  • 初心者のサーバー・ワークステーション入門
  • トレーダー(特にデイトレ)用途のパソコンの選び方

意外な激安PC探し

BTOパソコン販売の人気ランキング TOP10

PR

 


 Copyright(C) 1996 - 電脳獅子惑星 : BTOパソコン比較・選び方ガイド Allrights reserved.