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G-Sync(Gーシンク)とは

 G-Sync(ジーシンク)は、米国のNvidia社が開発した、グラフィックカード(GPU)とディスプレイの同期技術で・・・従来の主流は、ディスプレイ(テレビ)側の都合に合わせた表示システム・・・
(Update 2024. 4.28)

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G-Sync(Gーシンク)とは

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 G-Sync(ジーシンク)は、米国のNvidia社が開発した、グラフィックカード(GPU)とディスプレイの同期技術である。

 従来からの主流は、ディスプレイ(テレビ)側の都合に合わせた表示システムであり、テレビのブラウン管時代から、電子ビームを使って、1枚の映像を、1フレームとして、毎秒60フレーム(60Hz)基準で描画する方式がそのまま継承されて来た。

 しかし、液晶ディスプレイとなった今日では、映像を描き出すのに電子ビームは使わない。動画の「フレームレート」や、ディスプレイの「リフレッシュ・レート」という考え方に置き換わったのである。



 (注記1)フレームレート (Frame rate)は、動画において、1秒あたりに処理させるフレーム(コマ)の数(静止画像数)を示す数値(fps: frames per second)である。

 (注記2)ディスプレイのリフレッシュ・レートとは、ディスプレー が 1 秒間に何回、新しい画像を描画できるかを指し、ヘルツ (Hz) で測定される。


 ただ、フレームレートが固定ではない、新しい「可変フレームレート」と呼ばれるフレームレートの映像が出て来てから、いくつかの問題が起こった。その代表的な映像とは、一般的なPCゲームだった。

 問題の現象は、カク付き(タイミングから遅れて表示される現象)や、ティアリング(Tearing:画面の途中から異なる映像の表示に切り換わる分断映像。テアリング)である。

 しかしながら、このNvidia社の、同期技術G-Sync(ジーシンク)によって、可変フレームレートの映像」が表示される時の不具合現象、「カク付きや、テアリング」から解放されたのである。

 尚、グラフィックカード(GPU)で、競合するAMD社からは、FreeSyncと呼ばれるディスプレイ用の同様のテクノロジーがあり、G-Syncと同じ機能を備えいる。


【Nvidia社 G-Sync についての解説】

 下記は「IT用語辞典 e-Words」:G-SYNC より引用させて頂きました


(左の画像は、「すべて分かるNVIDIAの新世代ディスプレイ同期技術「G-SYNC」。西川善司がその可能性を明らかにする(4Gamer.net)」より転載させて頂きました。)

 ディスプレイの画面書き換え周期(リフレッシュレート)をビデオカード(GPU)側のそれに合わせて動的に変化させることができる。

 この技術により、両者の書き換えタイミングが合わずに生じる表示の崩れ(ティアリング)や、画面への書き換え反映の遅れ(スタッタリング)を軽減することができる。

 一般的なコンピュータの使用法では、動画像のコマ(フレーム)単位のズレや遅れはほとんど気にならないが、アクション性の強い3次元グラフィックスのゲームなどを遊ぶ場合には操作感に直結する要素であるため、G-SYNCのような同期技術を用いたほうが快適に遊ぶことができる。

 このような可変リフレッシュレート技術は「VRR」(Variable Refresh Rate)と総称され、ビデオチップ業界におけるNVIDIA社のライバルである米AMD社では独自のVRR規格の「FreeSync」方式を推進している。

 G-SYNCの方が高い周波数に対応するがディスプレイ側の装置のコストが高く対応機種が限られる。
(Nvidia のG-Syncと互換性のある、NVIDIA G-SYNC Compatible モニターなども販売されている)

 このため、GeForce等のG-SYNC対応ビデオチップはFreeSyncに対して互換性を持ち、相手がFreeSync対応ディスプレイでも限定的ながらVRR機能をオンにすることができるようになっている。

 下記はNvidia G-Sync :フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より引用させて頂きました』

G-Sync(ジーシンク)は、Nvidiaによって開発されたプロプライエタリソフトウェア可変リフレッシュレートテクノロジー。主な目的として画面のティアリングとアナログなどの代替ソフトウェアの必要性を排除する。

 G-Syncは、出力デバイスがディスプレイに適応するのではなく、ディスプレイのリフレッシュ レートを出力デバイス、つまり グラフィックスカードのフレームレートに適応させることにより、画面のティアリングを排除する。

 これは、従来デバイスによってフレームが出力されるプロセスの途中で更新される可能性があり、画面がティアリングしたり、2つ以上のフレームが同時に表示されたりする可能性がある。デバイスでG-Syncを使用するには、Nvidia が販売する独自のG-Syncモジュールがデバイスに含まれている必要がある。

 また、Nvidiaに対抗するグラフィックスカードの企業であるAMDは、FreeSyncと呼ばれるディスプレイ用の同様のテクノロジーをリリースしており、このテクノロジーは、G-Syncと同じ機能を備えていますが、ロイヤリティフリーである。

 Nvidia は、画面に複製が描画されている間に新しいフレームの準備ができている不測の事態 (ディスプレイ・ラグやスタッターを生成する可能性があるもの) を回避するためモジュールは更新を予測し、次のフレームを待機する衝突回避機能を構築した。

 非固定リフレッシュシナリオでは、ピクセルオーバードライブも扱いにくくなり、ゴーストを回避するために、次のリフレッシュがいつ発生するかを予測し、それに応じてオーバードライブ値を調整するソリューションを実装して各パネルに調整する必要がある。

 また、「(4Gamer.net) すべて分かるNVIDIAの新世代ディスプレイ同期技術「G-SYNC」。西川善司がその可能性を明らかにする」などからも参考にさせて頂きました。



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