HIT&RUN
OverClockTeam
こちらはHIT&RUN「STAFF ROOM」です。

ちょっとしたことや、自作をする上でつまづいた話、
店頭で実際にあったこと、ご感想・ご質問に寄せられたご回答などを掲載していきます。


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'02/01/03〜
Pentium4の流通が少なくなっています。
2001/11/22


   Pentium4-478も1.4GHzから2GHzまで登場してからしばらく経過しましたが、最近は少々値上がり気味です

   二万円を割り込んでの登場でしたのに少しづつ値を上げている背景には、PentiumIIIの製造中止なんて話も
  
あるのかもしれませんね。

   最近では、「PentiumIII下さい」なんていうお客さんも少なく、お店の方でも、
  「Pentium4の方が安くて速いですよ」と、お薦めすることもあります。
   でも、聞くところによってはPentiumIIIのオーバークロックはPentium4の性能を超えるという話も出ているので、
  うかつなことは言えないですね。

   また、Celeron1.2GHzの登場で、FSB100MHzだというのがネックになるくらいで、二次キャッシュが256KBに
  なりましたし、電圧も1.475Vと低くなりましたので発熱は少なそうです。

   FSB133MHzまで上げたら、133MHz x 12 = 1,596MHz
ですか!?
   これで動いたら、ものすごいお買い得ですね。

   Celeron1.2GHzは1万5千円で、Pentium4の1.6GHzが二万円後半くらいですから、一万円お得ですよ。
   違うところはFSB400MHz(データレート、ほんとに4倍にしてこの程度なんでしょうか?)、とSSE2、
  パイプラインのステージ数が20になっているってことで、目に見えて判るものじゃないですし、今SSE2に対応した
  アプリケーションがいくつあって自分が使うのかも大事ですよね。

   一万円差を考慮して、高性能なFC-PGA2対応のCPUクーラーにしてみるのはいかがでしょうか?
   きっと、損な投資にならないですよ。

   定格でも1.2GHzだし。

   Tualatin対応マザーボードを買ってしまった(……非難しているわけじゃないですよ)方は、
  この機に挑戦してみてはいかがでしょう。

申し訳ございません。
2001/11/21


   11/15の「初歩的ですが。」
で紹介しました、FDDの1番ピンの見つけ方でしたが、

    11月15日の記事を見て驚いています
    我が家のTEAC FD-235HFと、1番ピンの位置が逆です。
    ちなみにFD-235HGも内側にあります。

    以前、雑誌の記事に、 「1番ピンは電源コネクタ側にある。」 と書かれていた記憶があります。
    例外もあるでしょうが ご確認ください。
    ミツミFDは2階建てなので、当てはまらないですが。

   と、いった指摘を頂きましたので、ここにお詫び申し上げます。

   せっかくなので、TEAC FD-235HFの1番ピンの所在を正確に調べてみましょう。
   コネクタ左側を良く見ますと、
   ←赤丸内に小さな「1」が見えるでしょうか?
   これが1番ピンですのでこちら側がケーブルの1番ピンと揃えて使用してください。

   また、コネクタの1番ピンは電源コネクタ側にあると言うのはほぼ正しいです。
   今回の例でいえば「まさしくその通り」でしたので、読者の方々はお間違えのないようご注意下さい。

おかしな話。
2001/11/19


   WindowsXPが発売されて、自宅のパソコンに導入されている方もいらっしゃるでしょうがここでおかしな話を一つ。


  「このWindowsXPってアクティベーションしないといけない物(製品)?」
   ……しなくてはいけないものだと思います。お客さんの自由なんですが。
  「なーんだ……(アクティベーション)しなきゃいけないんだ。じゃ、30日間しか使えないんだよね」
    って、しないといけないんですよ、基本的には。
  「だってさ、うちに2台(パソコンが)あるんだけど、両方に入れたいんだよ」
   2つ買うしかないんですかねぇ。とにかく、このOEMのWindowsXPではアクティベーションが必要ですし、ライセンス上
  1台にのみ導入できる
ものなんで勘弁してください。
  「いやらしいよなぁ、そういう売り方ってさー」
   すみません、Microsoftの代理店がそのように指導する勧告があったものでして。

   この、アクティベーション正しくは、「マイクロソフト プロダクト アクティベーション」と言い、マイクロソフトライセンス認証が
  その意味合いになるのでしょう。正規にライセンスされることを確認するための技術と言っています。

   あのですね、OEM製品の販売の都合上そのような不穏当な発言もスタッフとしては、なんとも申し上げられないものでして。
   っていうか、そんな事お店で聞かないで下さい。
   内容に違法性が入り混じってますよ。

初歩的ですが。
2001/11/15

   初歩的なミスも焦りが入ると、意外と深刻なものに捉えがちです。
   今日は、「M/Bを購入して、取り換えたらFDDのLEDが点灯しっぱなしで、その先まで動かない」という持ちこみが
  ありましたので、あらためて考えてみようという訳です。

   結果から言えば、
  「FDDのケーブルが逆挿しだった」だけなんですが、
  お客さんにとっては「M/Bがおかしい」という考えになってしまったのです。

   聞いてみると今までに自作も2,3回組み立ての経験があるそうなので、ついうっかりなんでしょう。
   では、そのうっかりミスをしやすいFDDのコネクタを見てみましょう。
MITSUMI D359M3
Panasonic JU-256A347PC
TEAC FD-235HF
  と、3種類の中で赤い丸印が1pin側です。

   MITSUMIとPanasonicはコネクタ脇の基盤に「2」と印刷がありますので、印刷の近いピンが「2番ピン」と言うわけです。
   TEACではこういった記載がなく、コネクタ上右側ピンの根元に「▼」という記号があります。
  これが1番ピン側ということです。
   逆挿しをしますと「LEDが点灯したまま、BIOSのHaltOnのエラーで停止」ということになります。

   これに気がつかないと、前述の例ですと「M/Bしか取り換えてないので、M/Bがおかしい」ということになってしまいます。
   慣れてくると案外起こしやすいミスなので、組み立て・換装等の作業後は通電前にケーブルの接続などを確認すると、
  わざわざお店にパソコンを持ってきてケーブルを挿しなおしてもらうだけということがなくなります。
お買い求めは早めに
2001/11/04

   お店の性質上、仕入れた商品は早めに売れないと困ってしまいますので、大量発注は出来ないようです。

   (私が発注してるのではないものですから、詳しいことはなんとも……)

   しかし、中古買取をした商品や、512MBのメモリやPC133,CL2のメモリなど少量発注した商品を店頭表示した際に限って、
  「ホームページで掲載してあった○○○○は無いですか?」
   と、売り切れてから丁度30分後くらいに聞かれることが多くなってきました。
  「残念ですが売り切れました」と告げると、次の入荷時期を確認して「また来ます」と納得してくれる方もいますが、
  「そっかー……」と残念がる方も少なくありません。

   特に中古のメモリ(本日はPC133,CL3,512MB、1枚のみでした)は売れ行きが早く、買った人の後3名くらいが店頭で
  聞いてがっくりしていましたが、仕方ないと思います。

   欲しかったらもっと早く来れば良いではないですか。

   他の人と好みが著しくズレていなければ、自分が「いいな、欲しいな」と思えば他の人もやはり欲しくなるものですよ。
   また、県内・近県の方でHPを見ていれば争奪戦は激しくなるというわけでして。
   量販店さんの特売広告で、翌日開店10時間前から並ぶ人もいるくらいなのです。

   狙った商品が入ったら(注文していただくのが確実ですが……)お早めに来ていただくのが良いのですが、
  なかなか『これぞ!!』という商品を入荷できない(というか、店長がしない)ので残念ではあります。

   PC133,CL2メモリも最近は良く入荷しますので、購入されたい方はお早めに。(店内用語では「ダッシュで」)
お客さんの心理とは?
2001/11/01

   「440BXを使っているのですが、256MBのメモリを使って動かなかったら返品できますか?」

   久しく言われたことが無いので少々絶句してしまいましたが、まだまだこういった方がいらっしゃるのは珍しいことではございません。

   相性の多いパーツだけに「買って帰ったら動かないと困る」という気持ちも判ります。「バルク品だから互換性に問題がある」
  というのも判ります。「動かないメモリを買わされるのは損失だ」という論理に行きつくわけですが、こちらでも規格で
  
販売している以上、どのようなマザーボードに搭載するかわかりません。仮に判ったとして、そのマザーボード用のメモリとして
  は販売していませんので「規格内での動作保証」しかできないのです。

   以前は「N○Cのパソコン」や「富○通のパソコン」のお客さんの話でありましたが、自作PCのパーツ間相性は
  「数多くのパーツがある以上、検査に膨大な時間と費用がかかる」ので、それを行うと「安いはずの部品が安くない」という
  ジレンマに繋がってしまうのです。
   また、確認してから返品になりますと、「正常なパーツでも返品できる」仕組みが出来てしまうので、お客さんは
  「全てのパーツを無料で動作確認・ベンチマーク可能」ということになってしまいます。

   これがCPUになったらスゴイことになります。

   お客さんは買って帰ってからCPUを取り付け、負荷を与え、パッケージの開封された状態で返品できるようになります。
   CPUはグリスまみれになり、仮にそれを除去しても、次のお客さんが「新品」を求めた場合に差し出せるものでしょうか?
   HDDも静電保護されたパッケージから出され、動かして、戻されても開封した袋は元に戻せません。
   メーカーの工場内で検査するのとは、まったく次元の違う環境での検査が行われたパーツを再販することはは可能でしょうか?

  「これは他の人が確認して動かなかったので、返品された商品です」と通常品と同じ価格で並べていたら、前述の発言した
  方に言ったら買うのでしょうか?

   私なら100%買いませんね。中古品じゃないですか。同じ値段で!? こんな事するのは信じられないお店ですよ!!

   また、確認動作メモリは「I・○DATA」さんや、「Melc○」さんなどで販売されていますが、当然当店よりも割高です。
   ですが、判ってください「動作保証を100%する」から高いのです。「OEMではない自社のブランド」だから高いのです。
   裏を返せば「ブランドの無いOEM」だから安いってことです。
   確実に動く保証のしっかりした製品を必要なら、上記のメーカーさんのメモリを買ったら良いのでは?
   聞かれるたびに回答に困ってしまいますね。

   良く考えてみてください。
   たまたま、「鍋」を買おうと考えているとします。(鍋なんか要らないって?)
  「この鍋を使ってから、気に入らなかったら返品しても良いですか?」とお店の人に言ってみてください。
   ものすごく嫌な顔をしますよ。だって、使われた鍋を洗って並べて販売可能でしょうか?不可能です。
   次のお客さんが「この焼け付きは何ですか?」って尋ねたら、「試した方が要らないと返品された時についたものです」
  と応えればまず買う人はいないでしょう。
   鍋とメモリは違う? いやいや同じですよ。
お店の近況
2001/10/28

   ここのところ、パーツの話題ばかりでしたが
少し休んで、お店の近況について少々お話しましょう。

   大きな点としては、お店の反対側に粋な焼肉屋さん「牛角」が開店しています。
   狂牛病が騒がれている中、逆風でのスタートとなりましたが連日盛況で、私が帰る頃には30台ほどの
  
駐車場がいっぱいに埋まっています。(いいなぁ……)
   味なのか価格なのか真偽は定かではありませんが、
いずれ白黒をつけに乗り込んでみようと思っています。

   また、スタッフの渇いた喉を潤すのが自動販売機なのですが、当店駐車場の「○くに」の自販機はイマイチです。
   なぜかといえば、缶コーヒーを「うちのスタッフしか買っていない」ので、その他の商品の賞味期限が非常に
  恐ろしいものになっている危険性があります。

   例えば「今日はハイソに”ティ”でも頂こうかしら」と、ミルクティーでも(特にアイス)買おうものなら、白い固形物を
  見ること必定です。背面をみて「2000,12,xx」なんてあるとショック2倍です。
   また、以前1000円札を入れて購入してみると、「きれいに旋盤で削られた500ウォ○」が出て来て悲しくなった時もあります。
   最近ではまともになってきたようですが油断は禁物です。

   近所の「コンチネンタルホーム駐車場の伊藤園の自動販売機」は180mlで100円・350mlで120円と不思議な自販機ですが、
  缶コーヒーが100円で買えるのはうれしい限りです。伊藤園なかなかやります。

   さて、店内での良くある光景ですが440BXから次のマザーボードを検討する方が多くなっていますね。メモリも一段と
  値下がりしていますので256MBのメモリが多く売れています。少量ですが512MBも入荷すると売り切れるのも早いので、
  土曜日の午後は要チェックですね。
   中古のノートPCも少しづつ数を置いていますが、Pentium100あたりでもまだまだ遊びがいがあり、Linux(FreeBSD)あたりで
  端末としても一万円はお手頃です。
   VGAも相変わらずGeForce2MXが好調な売れ行きですが、ATIのRADEONシリーズも売れています。画質優先ならMatrox
  ですが、あまりこだわる人がいないのかちょっと売れないのが残念です。
   個人的には価格と性能がマッチしたELSA「Synergy2000(nVIDIA Quadro2EX)」が、CAD/CAM等の細かな描画に
  最適化されているあたり、OpenGL寄りではあるものの画質も良好です。

   HDDはATA/133が登場している今、440BXにも限界が近づいているのでしょうかATAのコントローラカードが良く
  売れていますね。HDD単価も下がっていますので、RAIDなどに挑戦される方も多くなっているのはメーカー製のパソコン
  にはない自作の楽しさが普及しつつあるのかもしれません。
Tualatin-256K Celeron
2001/10/21

   遂に「Tualatin-256K」コアのCeleron1.2GHzが販売開始となりました。
   でも、今PCを購入する上でCeleronが選択肢に入るのでしょうか?

   どう思います?
   だって、Celeron買ったら、ずっと「Celeron」なんですよ!?

   いくらFSBが100MHzになったって、2次キャッシュが256KB搭載されたって、電圧が1.475Vに
  なったってCeleronはCeleronですよ。PentiumIIIの時のようにはいかないです。
   当時であれば、「今は予算が少ないからCeleronだけど、いつかPentiumIIIに!!」ってことが可能でした。
   それがどうです、Celeronを買ったらもうCeleronだけなんです。
   Pentium4には絶対取り換えられません。互換性が無いんです。皆無です。

   ちょっと前の440BXとかVIA ApolloPro133Aの人達なら買い換えに、「Pentium4にしようかな」って
  言っても無駄がないですけど、i815系B-Stepを買ってしまったら、もう大変。
   この先はCeleronしか使えません。

   友人と話をして「なんだ、Celeronか……」
って言われると悔しさがこみ上げてきます。
  (昔、自分がCeleronで友人がPentiumIIIだった時、本当に言われました。)

   まあ、つらい話をしても仕方ないので、メリットを考えてみましょう。
   初期価格が一万台半ば、電圧が低いということで消費電力が少ないと良いですよね。
   そうなると、企業向け省スペース・省電力・ローコストPCなんかには向いているのではないでしょうか。
   低電力といえば「VIA C3」……、Transmetaの「Crusoe」だなんて言っちゃダメですよ。
   自作なんですから。
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