HIT&RUN
OverClockTeam
こちらはHIT&RUN「STAFF ROOM」です。

ちょっとしたことや、自作をする上でつまづいた話、
店頭で実際にあったこと、ご感想・ご質問に寄せられたご回答などを掲載していきます。

ご感想・ご質問・ご叱責等ございましたら、 下記メールアドレスまでご一報下さいませ。
ご質問・ご指導はwebmaster@leoplanet.co.jpまで
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片面メモリにご注意。
2001/10/06

    メモリもかなり値を下げてきていますね。

    当店本日の価格は「PC100,CL2,128MB \1,580-」,「PC133,CL3,256MB \2,980-」,「PC133,CL2,256MB \3,280-」
   となっているなど、去年の夏あたりから10分の1の価格になっています。
    そうなると、今から組み立てる方にとっては「メモリの値段をあまり気にしなくても良い」時期になっていて、
   購入量が多くなるほどトラブルも良く起こるものです。

    今回は、上記で紹介した「PC133,CL3,256MB \2,980-」が問題となったようです。

    このメモリ良く観察してみましょう。

    まず、通常のN/Bメモリと同じルートから仕入れていますが、どうやらSAMSUNGのOEMメモリのようです。
    貼ってあるシールを見ると「KOREA、PC133U-333-542」とあります。
    これは単純にPC133規格UnBufferd(Non-ECC)、CL3(3-3-3)だと言っています。

    次にチップ上の刻印は「SAMSUNG,130,K4S560832C-TC75,WDE186XX,KOREA」とあり、詳しくは私にも
   わかりませんが、-TC75の部分で「7.5ns」である事でかなり正確なPC133のメモリのようです。

    また、使用している基板がECCと共用の「片面専用PCB6層基板」です。
    背面を見ればナスカの地上絵の如く、等長配線が引かれ、少しだけ高級感を感じます。

   (ええ!? そんなの感じるのは私だけですか? おかしいなぁ)

    そして、これを購入した方がABiTのBH6に使ったら、256MBのはずなのに128MBだって事で、今回のネタと
   なりました。

    まあ、なんとなく予想はつくのですが、買われたものを何に使うのかは私達にはわからないので、BH6だけと
   言うか440BXに起こる現象なのかははっきりとは言えません。
    ですが、意外と同様のトラブルを起こしている前例もやはり440BXのマザーボードだったのです。
    優秀なチップセットなだけにメモリが安くなった今なら、256MBのメモリを使いたくなるのが心情です。
    ですが、440BX系は出来るだけ両面搭載のメモリを使われると、今回のようなトラブルは起きにくいでしょう。
他人任せで大丈夫ですか。
2001/10/05

    
「このシミュレーターが動くパソコンを欲しいのですが……」

    開口一番がこれでした。(若干脚色しています)
    推奨動作環境がPentiumIIの400MHz、メモリ16MB、VRAM4MB……って、3Dのシミュレーターですが
   どう答えて良いものか非常に難しい質問です。

    今のパソコン界のレベルなら簡単?

    いえいえ。パソコンをあまり知らない方ほど「メーカー製よりは自作が安い」という感覚だけで、
   判断基準にしている方は意外と多いものです。
    メーカー製のものは一定の価格基準があり、それを下回るスペックのものは市場からなくなります。
    基準的にほぼ10万円程度でしょうか。
    それ以下のものは特売として量販店のチラシを飾るだけです。
    ということは10万円出せば、その時期のスタンダードが手に入るのですし、メーカーサポートもしっかり
   付属してきます。まして最近のメーカー製は拡張性も自作に劣ってはいません。
    そうなると、このお客さんは「10万円は出したくないが、せめて6,7万円でいいよ」ということになります。

    でも、価格面では問題の「シミュレーター」が「動くだけなのか」、「滑らかに動くのか」という争点を
   無視しているのです。
    肝心の「3D処理」を特に意識していないのです。
    以前にも来店されたときに「ポリゴンってなんですか?」と不思議な顔をしていたのを記憶しています。

    今回、店長にお相手していただきましたが、聞いていると「i815」のグラフィックスコアで
   そのシミュレーターが『滑らかに』動くことを期待しています。
    また、OSインストールもご自分でされるそうですが、無事インストールできるといいです。
新しい目印ができました。
2001/10/03

    
意外と判りづらい位置にあると、お客さんに言われたことがあります。

    最近では伊勢崎の人なら「駒形バイパスを南下して、ヤ○ダ電気さんの手前200m、中央分離帯の西側」で、
   通じるのですが、それでも良く来店時の目印を良く尋ねられて、上手く言えないことがあります。

    ところが、この狂牛病ブーム(家業が牛の畜産なので大打撃なのですが……)に、勇気あるというか
   無謀というか「炭火で牛肉が食べたい」なんて大きく書かれた看板を出しているお店が、当店の真正面に
   開店準備中なのです。お店も炭をイメージしてか黒毛和牛をイメージしてなのか、真意は定かではありませんが
   とにかく全体が黒く塗装された外観です。

    まさに、良い目印です。
    これからは「駒形バイパスを南下して、黒い焼肉屋さんの中央分離帯を挟んで反対側」と言えば良さそう。
    でも、結局はヤ○ダ電機の前の信号で北上しないとダメなので、あまり役に立ちませんね。
    残念。
P4X266大追跡。
2001/09/27

    先日「P4X266」のお話をしましたが、日本向けにはあまり出荷されていないようです。
    Socket423の段階でECSでは「P4VXAS・P4VXMS」等が発表されていましたが、どうやら出荷停止のようです。
    今回、海外のサイトを調べてみますと、意外にも別のメーカーで生産されているものもあるようです。
    秋葉原で販売されている「Shuttle AV40」や、あまり聞きませんがPCセキュリティで先進技術を導入する
   「AZZA」、i815Eデュアルで華々しいデビューを飾った「Acorp」からもすでに登場しています。
ECS P4VXAS
Shuttle AV40R
Azza P4X2-AV
Acorp 4VPX266A

  画像は掲載の都合縮小していますが、ご覧の通り標準的なPentium4マザーボードに仕上がっています。
   「Shuttle AV40R」に至ってはPROMISEのRAIDコントローラまで搭載していていますので、なかなか好印象です。
   この情報は「VIAHardware.com」にて確認しました。
   また、別のサイトでは「Shuttle AV40R」のレビューを行っており、軽くご紹介しますと、
   ジャンパレス設定でFSBは100MHzから160MHzまで、BIOSで1MHz刻みに設定可能です。倍率は8倍から23倍まで。
   コア電圧はデフォルトから1.80Vまで0.025V刻みで変更可能で、変り種ではチップセット自身の電圧を若干
  変更可能です。また、DDR-SDRAMのメモリークロックも133MHzから177MHzまで変更可能です。
   メモリの安定性も比較的良好で、Micronやそれ以外のLesserな(格下の?)メモリでも十分であるようです。 
P4X266はどうなるのでしょう。
2001/09/26
 
   Intelの純正chipは高級で自分にはちょっと……、というアンチ純正派の人の期待の新作!!
    VIAがライセンスの取れていないPentium4互換のチップセットを開発し、先日秋葉原では発売されたそう
   ではないですか。
    確か、Shuttle製「AV40」。Intelよりも先にDDR-SDRAMに対応しているそうで、IntelのPentium4用DDR
   SDRAM対応チップセットは2002年の予定なので、VIAがIntelを出し抜いた(言葉が悪いですね、先行した)製品
   となります。以前にもFSB133MHz対応に際して、440BXでIntelの非サポート、i820でMTHのリコール騒動の隙間を
   ApolloPro133Aにて正式対応をサポートしましたよね。丁度、Intelが自分でコケた隙を狙っての攻勢で、
   価格的に安く、性能というよりはFSB133MHz動作の魅力に大半の方がVIAに流れました。i815の登場で若干盛り
   返しましたが、Dual市場では搭載可能メモリの量・RDRAMの高価さに反比例するように、VIA ApolloPro133A
   搭載Dualマザーボードが席巻してしまいました。
    現在でも、Intel製のチップセット搭載Dualマザーボードはシステムが非常に高価になってしまい、ごく一部
   のユーザーくらいだと思います。

    SDRAMから最近安価になってきたDDR-SDRAMへ移行するユーザーが多い中、パフォーマンス重視でRDRAMを使われる
   方も若干いますが、やはり少数です。
    Pentium4もi845にてSDRAM対応で購入をするお客さんも増えましたが、Athlon路線でDDR対応マザーボードも
   結構売れています。
    するとDDRの使えるPentium4用プラットフォームは、
   「Pentium4はRDRAMが高いからAthlonでDDRを使っていたけど、今度は3GHzまで478Pinのロードマップが出て
   いるから、Pentium4に乗り換えようかな……」
   と考えている人にピッタリなのです。

    しかし、今回のP4X266については、Pentium4のシステムバスのライセンス契約を得ておらず、10年間のクロス
   ライセンスを結んでいる「S3 Graphics」でP4X266を製造するそうです。
    この話も、ApolloPro133のシステムバスのライセンス問題で、Intelのライセンスを持っている「Nasional
   Semiconductor」のロゴを入れ、「Nasional Semiconductorの製品」としてIntelの訴えを退けようとしたという
   前例もあり、今回も同様の作戦と思われます。
    まあ、何はともあれP4X266が実際に製品として登場してしまったのですから、これからのサポートを考えると
   先行き不安ですが面白い商品です。価格も初回販売にしては安価な15,000円近辺です。
    見かけたら「レアもの」あるいは「キワモノ」ということでじっくり見てみるのも良いでしょう。
ベアボーンは具合が良いですよ。
2001/09/23

    Pentium4もかなり値を下げ、もうすぐSiSやALi(出るか?)あたりからの安いプラットフォームが期待されて
   いますが、私としては早く統合型のマザーボードが登場しないものかと考えています。

    今、市場で人気のあるものを考えてみると、そんなにハイエンドを求める人はあまり無く、VGAもそこそこの
   価格重視のユーザーが増えている気がします。そういった購入層が何を求めているかといえば、ECSに代表される
   低価格なシステムです。そして、統合型ならなおさらでしょう。

    Intelのi810が登場したときは、これでもかと言うくらい各社メーカーがこぞってパソコンを販売していました。
    当店でも、Athlon用の統合マザーボード「K7SEM」はNo.1の売れ行きです。
    しかし、マザーボードが安くてもそれを入れる丁度良いケースを探すのが一苦労。

    そこで、オススメなのがベアボーンです。

    初心者には言うまでも無く、中上級者の「作ってよ」と友達に頼まれたときの逃げ道としても最適。
    性能は1年前よりもかなり良くなり、見た目も各社あれこれと推敲しているので侮れない統一感が出ています。
    特に、AOpenとGIGABYTEなんかは良いですね。
    AOpenはマザーボードからCPUクーラー、ケースとほぼ全ての製品を扱う総合製造メーカーです。ベアボーン
   購入時にはキーボード・マウス付きを探すと、本体・キーボード・マウスが揃いますので見た目に統一感が生まれ、
   自作ながらメーカー製の雰囲気が漂うパソコンが出来て、いい感じです。
    また、AOpenですとスリムケースの取り扱いが多いため、LowProfile規格にもかなり手を入れています。
    LowProfilePCI規格のVGA・LAN・Modem等必要ならばAOpen製品で見つかります。
    秋葉原のア○アの「MicroBookシリーズ」はケース・電源・マザーボード・CD-ROMがAOpen製です。少し違うのは
   受注生産品なので少しデザイン・機能等がア○ア用になっているということですが、同じようなセットを作ることは
   不可能ではありません。
    また、GIGABYTEの「G-MAX」ですが、GIGABYTEのカラー「青」を基調としたクールなデザインが良好です。
    マザーボード自体も同社のマザーボードですので信頼性なら抜群です。

    そのほかでは、ASUSも発売していますが「Terminator」はMicro-ATXケースを少し潰したようになっていて、
   他社のスリム型のデザインの前にはASUSといえどもこの分野は駄目な気がします。
    「マザーボードは良いけど、かっこう悪いー」

    また、スリム型ベアボーンの老舗「トヨムラ」は、超小型PCベアボーン「Capputinno SF-GX1」を発売しています。
    小型好きのマニアの方には好評のようで、拡張一切無しですが、CPUはPentiumIII1GHzまで搭載可能です。
    問題は、ベアボーンセット自身が七万円弱もする上、メモリはSO-DIMM(ノート用)で、HDDは2.5"(やはりノート用)
   となってしまい、トータルのコストが大きめなのが弱点です。しかし、それさえ克服すれば、大きさとLAN、
   Modem搭載を活かした「ファイアウォール」や「プロキシサーバー」などに使えるでしょう。
    友達に見せても驚くことうけあいです。

    ともあれ、そう言った要素以外でも組立簡単、コンパクト、低価格(一部除く)の三拍子揃った、お手軽キットは
   誰にでもお薦めです。
   「あんなの自作じゃないよ」と言う人には向きません。
    簡単でいいのになぁ……。
Socket370の明日はあるか?
2001/09/20

    Pentium4-478Pinが登場してPentiumIIIもお役御免となりそうで、Socket370はCeleronの専用ファクターと
   なりそうです。ただ、そうなるとCeleronの為にSocket370システムを購入しても、次のアップグレードが
   Celeronしかないのです。
    以前までは、Celeronを最初に購入しても余裕が出来たらPentiumIIIに変更できる強みがあり、またPentiumIII
   の高価格に比較した低コスト導入が魅力的に見えたものでした。
    しかし、これからはPentiumIIIが無くなり、ピン互換の無いPentium4とCeleronだけでは乗り換えの選択肢は
   ありません。
    1.5GHzで一万円台後半と、ずっとPentium4のほうが魅力的です。
    Celeron自身もFSB100MHz版はD-Stepへと移行していますので、搭載可能なマザーボードはD-Step対応マザー
   ボードになってきます。
    Tualatin-256K「Celeron」が登場すると、i815E B-Step、SiS635T、ApolloPro266T、ApolloPro133Tなどの
   対応マザーボードで無いと動作しないでしょう。
    はたして、Celeronの為に対応(専用?)マザーボードに換える人がどれだけいるのでしょうか。
    マザーボードの交換をして、CPUを購入するのならPentium4を買うこととあまり違いがありません。
    違うのはPentium4用の対応電源を持っているか、電源の変換ケーブルを買うか、従来の電源が利用できる
   マザーボードを選択するくらいしかないので、Pentium4が選択肢から外されることは少なそうです。
最近のマザーはカラフルですね。
2001/08/09

    新しいCPU(Tualatin)も出て来て、i815EPも対応したB-Stepなどが登場しています。

    それ以上に驚いたのは、マザーボードのレジストがカラフルなのが不思議です。
    今までマザーボードの色と言えば黄色か緑色だったのですが、青色でGIGABYTEが作り、FREEWAYが赤色
   AOpenがAX3S SweetKissバージョンでピンク、ECSは最近紫色に、ABiTはST6Eで白色(洋画のCasper?)に
   MSIからはK7T Turbo Limited Edition は赤色にしていたりと面白いものです。

    以前、マザーボードはGIGABYTE、VGAはGuillmotの3DProphetでジャンパはみんな青、ヒートシンクで
   青色が見つからなかったので、当時のデモ機で使っていたCoolerMaster製のクーラーを譲ってくれなんていう
   話もありました。

    今でこそ、VGAカードもSUMAが黒、Guillmotが青、最近のGAINWARDのGeForce3は赤と色を揃えるのも難しく
   ありません。Soundカードなら、X-Wave7000(CMI8738)は青ですし、PhilipsのAcousticEdgeは確か赤。
   FREEWAYのカードも赤。ノバックのReMix2000は青。X-Wave6000は黒。SB Llive!は黒だったと思います。
    ピンクや白は難しいですが、赤、青、黄、緑あたりは比較的容易に実現できます。

    ヒートシンクはCoolerMasterのGRANBLUEがきれいな青色でしたし、DODA!!シリーズも苦しいですが黄色とか、
   赤いヒートシンクが待ち遠しいものです。ワイドワーク製のフィンクールシリーズなら赤、青、黄、緑と
   ありますが最近のCPUは熱いものが多く、間に合うか心配ではあります。

    続いてケースですが、代表的なメーカーにソルダム(星野金属工業、地元!!)が高価なアルミケースですが
   カラーリング豊かに生産しています。また、CD/DVD/CD-RW/FDDなどのドライブ類もアイボリー・白・赤・黒・青・
   シルバーと各種用意されていて、かなりの統一感が実現可能です。他のメーカーでは、ガンダムケースや、
   ズゴックケースなどで有名になったSNEでしょうか。奇抜なデザインが多いので多少抵抗が出そうですが、
   まあ、慣れてしまえば普通のケースです。

    難しいのはLANやモデム・TVチューナーカードやIEE1394カードなど、あまり多様性が見られないもの
   でしょうか。LANではPLANEXのLANカードが確か青。SCSIはIOIのカードが赤、IDE RAIDでAMIが青。
    おっと、PLANEXはIEEE1394でも青色ですね。きっとこのメーカーのカラーなんでしょうか。

    あとはディスプレイ・キーボード・マウス・スピーカーでしょう。
    赤い枠のディスプレイ……、売れるのでしょうか?
    赤い色した東芝DynaBookコカコーラ版なんてのも登場していますが、単品ではいかがなものでしょう。

    これからの自作に飽きが来ていたら、こんなことにこだわってみるのも自作ならではかもしれません。

自分のPCは自分でチェック!!
2001/08/08

    7月は少々忙しく、書いている余裕がありませんでした。
    今月はそれなりにかけたら良いですね。
    今回は、CPU/HDD/メモリなどがお手頃な価格になってからの、ちょっと思ったことです。

    「わたしのパソコン、富○通製のXXXXなんですけど…。HDDの増設をしたいのですが動きますか?」

    結構、中高年の方が多くこう言った内容でHDDの購入をこちらに尋ねてきます。
    少し困ったものです。
    この、インターネットが普及している時代に、自分のパソコンの情報を調べないで、組立専門の店員に
   HDDの増設が可能かどうか質問してくるケースが以外と多いです。
    自作の方なら、マザーボードのBIOSの更新具合やVGAのドライバなど、インターネットをフルに
   活用して最新にしていることでしょう。自分のシステムについて自然と興味が沸いてくるものだと思います。

    自作パソコンのお店で、メーカーパソコンの話をされても返答に困ります。
    まして、相性とか取付可能か、BIOSは更新すべきか現状でも問題ないかわかるはずも無し。
    各メーカーと無関係なお店にサポートを求めるのは甚だ筋違いだと思いませんか?

    以前、似たような話に○芝のドライブを販売しているだけで、
   「東○のダイ○ブックなんですが、メモリの増設で少々聞きたいのですが……」
    と尋ねられ、わからないと返答しますと、
   「○芝のドライブを扱っているから、これもわかるんじゃないんですか!?」
    と、お客さん。

    ここまで来ると、呆れてしまいます。
夏に備えてベストチョイス!!
2001/06/21

    だんだんと暑い日が続いたり、雨が多く降ったりと天候がころころ変わる最近ですが、今日は
   最近登場したCPUクーラーの紹介をしてみましょう。

    話題と言えば、あのカノープスから登場の「Firebird R7」ですが、さすが高級品メーカーと言うような
   心をくすぐるポイントがありますね。たとえば、GIワークスというVGA開発チームが設計したとか、松下
   電器産業の流体軸受ファンを依頼して4,000rpmから4,500rpmにカスタムしてあるとか、クリップはCPU毎に
   高さが違うのでそれぞれを別途購入だとか、ソケットに取りつける際の専用金具が付属しているとか、
   高級グリス「G-765」が付属しているとかでしょうか。他のクーラーが味気ない小箱にぽつんと入っている
   よりは確かにましでしょう。取り付け方も妙に整ったマニュアル(?)で解説されています。
    初心者の人や、英語嫌いの人には好感が持てるでしょう。

    続いて、カニエの「Hedgehog-238M」です。見た目はただのダンボール箱に入っているヒートシンクと
   Melco製のファンですが、この組み合わせでかのALPHA「PEP66」と肩を並べるほどの実力があります。
   「PEP66」の弱点はソケットから大きくはみ出してしまうほどの巨体ですが、こちらは縦吸出し型なので
   マザーボードとの「相性」は少な目です。少々ファンが賑やかなのが残念ですが、実力十分です。

    次に昨日入荷・完売のSwiftech製の「MC370−P」です。こちらは最近登場したばかりの新商品ですが、
   各業界紙での評価が好評で、他の販売店の話では「Hedgehog-238M」や「PEP66」を上回る冷却能力がある
   そうです。大きさも「Hedgehog-238M」程度で、材質はフルアルミヒートシンクです。固定方法が少々
   変わっていて、クリップをスプリングとボルトで調整して固定する方式で、マザーボードを傷める事も
   なさそうです。また、末尾の「-P」は松下の流体軸受ファンの意味で、「-D」だとDELTA製高速回転ファン
   になります。少々高価なところが厳しい点でしょうか。

    最後にワイドワークの「fujiyama-C01」です。このクーラーは奇抜なデザインで、山形に作った銅製の
   ヒートシンクに、吹き付けと吸出しの2つのファンを配置した理にかなったクーラーです。ただ、デュアル
   ファンなので、コネクタが2基必要となりますし、少々賑やかでしょう。固定用の金具にはプラスチック製の
   クリップがついていますので、取付しやすいです。が、この見た目にして非常に価格が高価なので、当店
   では在庫しないです。性能も各誌を評価した限りでは、コストパフォーマンスが悪いのでお薦めできません。
    あまり熱を出さないシステムで、友人を驚かせるくらいでしょうか?

    代表的なものを数点紹介しましたが、いずれも定格使用では問題ありません。お好みに合わせたものを
   購入して試してみるほうがいいでしょう。冷却能力だけでなく、大きさによるマザーボード・ケース・電源等の
   「相性」にも注意して下さい。
    今年の猛暑を乗り切れますように。
壊れ物多いです、最近。
2001/06/10

    お店で購入される方も「自作は初めて」という方が多くなってきて、自作パソコン自体の面白さや
   汎用性・融通が利く部分が評価されているみたいです。
    売れ筋もAMDのAthlon・DuronタイプのPCが多く、「安い・速い・美味い?」という「吉○屋の牛丼法則」が
   当てはまっているようですね。
    しかし、多く数が出るということはトラブルの数も多くなるということで、ここ数日は非常に多くの
   トラブルがあって、掲載どころの話ではありませんでした。
    Athlonも1GHzを超える辺りが人気で、「CPUが動かない」なんてトラブルが数件、「マザーがおかしい」なんて
   トラブルが数件とおかしいほどの発生率でした。
    マザーボードに至っては、某A社製マザーが同日に2枚「不良」として戻って来たり、同じ人が違うマザーを
   買ってもすぐ「不良」で持って来たり、CPUは動作しないということで2,3個戻って来たり。
    冬ならば静電気が起こりやすいので壊れるのもわかりますが、この梅雨の時期に壊れるのはなぜなんでしょうか?
    不思議ですね。
    以外と一回自作の経験がある人は要注意です。「慣れ」がありますので、ついつい気軽に扱って壊してしまう
   事もたまに聞きます。
    パーツを取り扱う際は、「初心」に戻って丁寧に作業してください。
    ほんとに、多いです。壊れ物が。
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