HIT&RUN
OverClockTeam
こちらはHIT&RUN「STAFF ROOM」です。

ちょっとしたことや、自作をする上でつまづいた話、
店頭で実際にあったこと、ご感想・ご質問に寄せられたご回答などを掲載していきます。

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'02/01/03〜
デュアル CPUとRAIDはどっちがいいの?
2001/05/20

    デュアルマザーボードも新しいチップセットが登場して楽しみになって来ましたが、実際は
   速いものなのしょうか。

    デュアルマザーボードの使用とシングルマザーボードのRAID使用はどっちが良いのか、ちょっと
   考えてみたら、どうやらRAIDのほうが速そうです。

    CPUが2つ動いていても、CPUにかかる負荷がアプリケーションによって分散されるだけですので、
   対応していなければ関係ありませんし、そもそも、OSをマルチプロセッサ対応のOSにしなければ
   意味がありません。また、CPU自身はコストが高く、同クロックのものを使用しなければ低いクロックに
   合わせてしまいます。さらに、マルチプロセッサ対応のOSは融通の利かないものが多く、新しい
   ドライバや動作しないソフトなど、導入もやや難易度が高めです。

    その点、RAIDはHDD2台以上で、同型機を使用する事が最低条件です。OSには依存しません。
    新しいHDDを2台購入するのは少々金額が大きくなりますが、アレイの構築サイズを40GB程度に
   考えれば20GBを2台購入すれば良いので、5400rpmのものであれば一万円ほどで一台買えるでしょう。
    後はストライピングを構成すれば良く、体感速度も向上して購入が無駄に感じないハズです。

    5400rpmじゃイマイチな方は始めから、7200rpmのHDDを購入されたほうが良いでしょう。
    IBMの新型「IC35L020AVER07」なら15000円弱なので2台買っても3万円弱とお手頃です。

    RAIDカード自身も、「PROMISEじゃ無いといやだ!」なんて贅沢を言わなければ、別段、HPT370搭載品の
   激安品でも十分だと思います。実際でも、PROMISEの「FASTTRACK100」とABIT「HotRod100Pro(HPT370)」を
   比較した際にHPT370のほうが高速であるなんて記事もありましたから、ブランドもどうかと思います。

    導入の柔軟度から考えて、デュアル構成よりもRAIDシステムをお薦めしたいです。
    やはり、サーバーやワークステーションで考案された仕組みなので、後々のシステム構築の
   ノウハウが勉強できますし、ストライピングだけでなくミラーリングでデータの信頼性を向上させられます。
    是非、お試しあれ。 
AMD最速伝説はいつまで?
2001/05/02

    ついに登場しましたね、Pentium4 1.7GHzが。さすがに高い値段がついていますが、去年のGHzオーバー
   CPU登場時に比べれば安いものです。(あの当時はK7-1GHzが142,300円でしたね(2000/06/16時))

    もう少しで2GHz超えですが、皆さんはいかがでしょうか?

    常に最新最速でなければいられない性質の方もいれば、いまでもCeleron300Aで大丈夫な人もいらっ
   しゃいますね。あるいは2万円を下回るまでCPUなんて交換しない方もいます。結局最新のCPUが登場しても
   その登場による値下がりを期待する人がほとんどではないでしょうか?
    しかし、今回のPentium4 1.7GHz登場でAMDから最速を引きずり下ろせるかと思いきや、1.7GHzでも
   Athlon1.33GHzのほうが高速だというレポートがどっかの雑誌にありました。

   恐るべし、AMD。

    4/29でRIMMセットBOXが終了となり、Pentium4も単体BOXで購入できるようになりますが、まだ4万円後半
   が実売だそうです(秋葉原ですよ、もちろん)。新規に購入するには、RIMM単品を二枚組みで購入しなけ
   ればならない分、どこでRIMMを購入すれば良いのかが大きなポイントですね。

    そこへいくとAMDはDDR-SDRAM攻勢ですから、まだ入手性ではこちらのほうが有利です。
    Intelがいかに速く、DDR-SDRAM対応・SDRAM対応のPentium4プラットフォームをリリースするかにかかって
   いますよね。でもi820のMTHのような事にならなければいいんですが。

    個人的にはAthlon1.33GHzであっても、Pentium III 800MHzのDualには負けてしまうとの話なので、
   早くAthlonのDualマザーが出ないかが気になって仕方ありません。
    Athlon1.33GHzのDualであれば間違いなく最速でしょうから……。
Intelの悪夢再び
2001/04/26

    今の自作においてマザーボードは、それほど問題性を感じないほど高性能で信頼性がありますよね。
   「このマザーはてこずった」「VIAはWin2Kに向かない」「やっぱIntelでしょ」なんて声も多く、
   Intelプラットフォームの高信頼性はもはや不動のものになりつつあるようです。


    しかし今回、「マザーの具合が悪いかもしれない」ということで、電話では良くわからないので持って
   きてもらうことになり、改めて検査の依頼がありました。
    システムは標準的です。PentiumUの350MHzに128MBのSDRAM、詳しくは観察していないのですが標準的な
   セッティングでした。
    本人曰く「マザーボード以外は全て他で動作していたパーツで、安かったので新しいマザーボード(中古?)
   に取り替えただけなんです。そうしたら、Windows98SEのインストールの途中でエラーが発生し、インス
   トール出来ないんですよ」ですって。


    店長がサービス料のの説明をしている脇で作業していたら、マザーボードのマニュアルが見えたので
   目を凝らしてみると……。
    GIGABYTEのマザーボードでチップセットはIntelの820のようです。確か「GA-6CXC」だったかしら?
    ふむふむ……。

    むう!! i820ですか!
    皆さんの記憶にも新しいでしょうか? 懐かしいチップセットというか、アレですよ、アレ。
    そう、ひらめいた方はたいしたなものです。
    IntelがVIAに一時期FSB133MHz対応の座を奪われ、業界でも大問題になり「リコール」されたi820と言えば
   「MTH」バージョンと言うか、「SDRAM対応のi820マザー」ですよね。
    すごい! 回収されてなかったなんて(笑)。

    メモリとマザーボードの関連性の問題で、確か「高負荷時にノイズが発生し、フリーズ(ハングアップ)・
   リブート(リセット)される現象が確認されて、各メーカーアナウンスによって大々的に回収」なんて記事も
   業界紙にかかれていたと思います。
    当店でも数件ですが、交換・返品の処理によって回収をしたことがある思い出深いチップセットですね。
    
    かくかくしかじかと説明しますと、検査せずに断念してお持ち帰りとなりました。
    PentiumUなら440BXでも良いのに。AGP2xとUltra-ATA/33ですけど、i820はAGP4xに
   Ultra-ATA/66でしたね。
    でもSlot1のCPUでしたから「安くて・速くて・Slot1」と言う条件だと……。
    今ならABITの「SH6」くらいしか選択肢がないですね(笑)。
    贅沢だなぁ。しかも安くないし。
遠方からご来店ありがとうございます。
2001/04/25

    当店も開店してからはや3年。
    インターネット上で「群馬・DOS/V・自作」とかのキーワードで検索するとヒットしたり、口コミ等で
   知名度もそこそこ(はて?いかに)にはなっていると思います。

    地元群馬のお客さんが来店するのは当たり前としても、渋川や藤岡・富岡・太田・邑楽方面からも結構
   距離はあるはずですが、多くのお客さんがご来店くださいます。
   「結構遠いね」「時間がかかる」なんて言うお客さんもいらっしゃいますが、「秋葉原よりは近いから
   こっち」というお客さんがいると頭が下がる思いです。
    最近では、栃木の足利からご来店下さった年配のご夫婦や(度々のご来店ありがとうございます)、
   不良確認に宇都宮からご来店の方もいらっしゃるので、秋葉原よりは近いという認識があるようです。

    スタッフも月に一度、秋葉原へ市場調査や自分の買い物に出かけますが、あれほどの品揃えがあろうとも
   一つの不良品でもう一度東京まで行くのは精神的にも財政的にも苦痛になりますね。
    しかも、たいていのお店は初期不良保証期間が一週間だけなんてのは当たり前!
    自宅へ帰り着くなりすばやく動作確認、正常であって初めて安堵した気持ちになります。

    そういった際、欲しい商品のあるお店が身近にあるのは頼もしいものですね。
    とは言え、品揃えがまだまだなんですが、大抵のパーツは取り扱えますので気軽に「○○○○の△△△△は
   取り扱えますか?」なんて聞いていただけると店頭商品が増えるかもしれません。
    これからも気軽にお立ち寄りください。
Note PC の圧縮技術はすごい
2001/04/18

    当店で行っている「ノートHDDの換装・OSインストール」のサービスを依頼される方が、時たまいらっ
   しゃいます。お預かりしていざ換装となると、ノートPCの機構は組み立てのものとは大きく違い、戸惑う
   ことがほとんどです。

    HDD等の交換・増設を考慮に入れてあるメーカーと、とりあえずコンパクトに設計したメーカー、
   スタイルはピカ一でもHDD一つ外すまでに20個以上のネジを外さないといけない新型ノートなど、通常の
   自作だけでは中々体験できない未知の世界です。

    しかし、よくもまあ詰め込んだものです。

    自作パソコンと違いノートPCの購入を考えると、同スペックのPCが2台は作れてしまうなんて考えたりして
   よくよく縁がありません。
    その小型化に通常の製品よりも高い技術が詰め込まれているのですから、高価なのは仕方のないこと
   でしょう。それは納得していますが、パーツ単位のアップグレードがほとんど皆無なので、購入時には
   多大な決心が必要ですよね。1年もするとすぐ型落ちになってしまう業界において、高性能なPCを次々生産
   するのではなくて、普及しやすい価格帯と性能比を打ち出すべきなのではないでしょうか。

    10万円以下なら確実に普及するのになぁ。
Duronはかなり優秀かも
2001/03/29

    友人同士で3DMark2000のスコアを比べあった時のことでしたが、意外なことにDuronの
   高性能さを裏付ける結果となりました。

    比べたのは二人の友人で、一人はPentium3の600Eを使用し、M/BはGIGABYTEの名作440BX
   マザー「GA-BX2000+」で845MHz動作、VGAは今は無き3dfx「Voodoo5」と硬派な作りです。
    もう一人はDuron750MHz、マザーはABiT「KT7-RAID」、VGAはATI「RADEON LE」です。
    彼は最近自作したばかりなので、オーバークロックについては余り関心が無く、特に変わっ
   たところは見受けられませんでした。
    私の場合はCeleron600MHzを1008MHz動作で使用し、M/BはASUS「P3V4X」、VGAはATI
   「RADEON LE」を148MHzから200MHz動作で計測しました。

    では3DMark2000のスコアです。
    あまり正確に憶えていないのですが「Voodoo5の友人」が「4700台」。「Duronの友人」が
   「4500台」。そして私が「3700台」でした。

    何という事でしょうか!?
    750MHzのDuronに1GHzのCeleronが負けたのでしょうか?
    実際はHDBench3.22の計測上では私がトップで、Pentium3-845MHz、Duron750MHzとなり
   ましたが、試合に勝っても勝負では負けている感じがします。

    考えたところ、VGAはさておきM/Bがかなり優劣を作っている気がします。
    オーバークロック時の440BXはi815を超える性能ですし、KT133に至ってはこれが駄目だと
   AMDの自作は考えられないくらいの出来の良さです。
    私の弱点はVIA Apollo Pro133Aにあり、という事でしょうか。
    しかし、Duronの高性能さは驚きです。
    次はAMDの購入を考えてしまう勝負でした。    
あなたにとっての自作の魅力はなんですか?
2001/03/21

    皆さんは自作のどこに魅力を感じますか?

    スタッフに聞いてみると、「費用対効果を自分で決められる」「無駄が無い」「安い」
   「オーバークロック」「カスタマイズの幅が広い」「常に最新パーツが使える」などなど。

    やはり、色々あるようです。

    「安い」からといって、2,3世代前のパーツで組み立ててもその性能に満足できるかが
   ポイントでしょうし、「オーバークロック」をしても壊れてしまえば悲しみしか残りま
   せん。(次を買うからいい、ですって。もったいない)

    最近ではメーカー製のパソコンも機能と値段を比べると、自作よりも安価で、メーカーの
   保証があるという面では魅力的です。
    やはり、使い方によって自作かメーカー製か、組み立てる楽しさがあった方が良いのか、
   そういった面倒は嫌だ、などで判断するのが良いのかもしれません。
    ただ、パソコンが使いたいだけなら、トラブルは極力避ける方向で扱うことが頭の痛い
   思いをしなくても済みますし、トラブルも自分で解決してやろうと言う意気込みがあれば、
   自作がより楽しいものになるのではないでしょうか。

    パーツの価格面だけを考えている自分がいるようで、楽しさが感じられなくなって
   いましたが、魅力的なパーツに出会えると「自作は楽しい」と思えます。 
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