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【初心者のサーバー・ワークステーション入門】

キーワード
 ・サーバー(Server)
もともと奉仕する者の意。コンピュータネットワークにおいて、クライアントコンピュータに対し、自身の持っている機能やデータを提供するコンピュータのこと。インターネットにおけるWWWサーバなどが該当する。
 ・ワークステーション(WorkStation,WS)
パソコンより高性能なコンピュータ。エンジニアやデザイナーなど高性能なコンピュータが必要な人が業務に使用したり、ネットワークサーバとして使用されたりする。OSにはUNIX系のものが使われることが多い。Sun Microsystems社の製品が市場の過半を占め、事実上の標準となっている。グラフィック分野ではSilicon Graphics社の製品がよく使われる。
 
RAID 機能
レイドと読む。ハードディスクが最低2個必要。RAID 0は、ストライピング、RAID 1は、ミラーリング、RAID 0+1は、両者の機能を持つ。ストライピング機能は、ハードディスクのアクセス速度が2倍になる。ミラーリング機能は、2つのハードディスクの内容が全く同じとなる、データ保護技術。RAID 0+1 には、ハードディスクが最低4個必要。
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初心者のサーバー・ワークステーション入門
【サイト内関連ページ】自分の用途とショップ販売面から見たBTO比較

 パソコンとサーバー・ワークステーションとは、一体どこが違うのでしょうか?今回は、BTO 仕様で作るサーバー・ワークステーション入門です。

 ワークステーションは、もともとパソコンより「高性能なコンピュータ」ということで、専門分野の人が業務用に使用していました。つまり、性能や機能を表す用語でしょう。

 メーカーも、Sun Microsystems社の製品をさす位、独占が進んでいましたが、パソコンの性能が上がることで、高価なSun Microsystems製品より、パソコンに近いものが使われるようになってきました。

 一方、サーバーとは、業務用のネットワークコンピュータの中に接続されて、クライアントコンピュータに対し、自身の持っている機能やデータを提供するコンピュータのことで、主にその役割をさす用語です。

 このページでも、サーバー・ワークステーション入門 と書きましたように、あまり厳密な意味で、使い分けせず、機能・性能的にある条件を満たすものという書き方をしました。

 それでは、サーバーやワークステーションは、どのような機能や性能仕様がついているのでしょうか?それがそのままパソコンとの違いということになります。

 1.連続運転やソフト処理に対する信頼性の高い堅牢なハード構成

   このため、実績・信頼のあるハードウェア・パーツ、特に、マザーボード、メモリー、ビデオカード、電源などを採用して作られています。パーツは、この用途専用のものも多く使われてます。

 マニアの方が自作することもあり、現在でも可能なのですが、価格やパーツ間の相性という大きな問題が、以前からネックとしてありました。特にマザーボードなどは、専門メーカー(SUPERMICRO Computerなど)があり、価格も生産数が少ないため高価なものとなっています。

 2.快適なマルチタスク処理(マルチスレッド処理)のハード構成

   このため、デュアルCPU 搭載や大容量のメモリー搭載が必要となります。デュアルCPUとしては、主に、インテルの、Xeon が採用されてきました。

 そして特に、メモリーは、レジスタードECCというタイプで、安定動作のためのインターフェース回路とエラー発生時の訂正機能(ECC:Error Check and Correction)が付いているのが当たり前となっています。

 3.高速なそして冗長性のあるハードディスクへのアクセスのハード構成

   RAID 0/1、 できれば、RAID 0/1/0+1 が設定可能なレイド(RAID)機能搭載。

 冗長性のあるとは、いろんな意味で使われますが、ここでは壊れた場合すぐに復元できる保護機能がついているという意味です。

 特に、RAID 1 仕様:ミラーリング機能は、2つのハードディスクの内容が常に、全く同じに書き込みされ、万一片方が壊れた場合、交換により、すぐに元のミラー状態を回復できる保護技術です。

 重要なサーバー・ワークステーションには、RAID 0+1 仕様のハードディスク構成が欲しいところです。

 これには、ハードディスクが最低4個必要となりますが、ストライピング(RAID 0仕様※キーワード参照方)という高速な処理で、かつ冗長性のあるミラーリング構成(RAID 1)でデータアクセスされますので、理想的です。

 さらに、理想的なハードウェアとして、ホットスワップ機能というのがあります。

 これは、万一、業務中に、1台のハードディスクが壊れた時に、(電源を落とさず)運転を続けながら、その壊れたディスクを抜き取り、中身を新しいハードディスクに交換でき、また差し込むと、何事もなかったかのように、すぐに元のミラー状態を回復できるというものです。

 左の、写真の上部についてる2台が、そのミラーリングRAID構造を持ったリムーバブルディスクです。キーを回して開けて、引っ張れば、中身のハードディスクが簡単に交換できます。

 右の写真は、ホットスワップ機能こそ付いていませんが、電源を落としてから、リムーバブルディスクの1台を、途中まで引っ張った状態の例で、百聞は一見にしかず、で理解いただけたかと思います。

 それでは、最後に、以上の性能をほぼ満たしたBTO仕様で、Sun Microsystems社と並んで、サーバー・ワークステーションを長く販売してる信頼のメーカーである日本HP(ヒューレット・パッカード)のホームページから、参考仕様と価格を出してみました。

 BTO設定機種モデル名:HP Workstation xw6200/CT Gold model(最小構成価格 136,500円)→ラインアップ&キャンペーン一覧


 元が企業相手の業務メーカーのため、堅苦しい、やぼなデザインは、頂けませんが、押さえ所はしっかりしてます。

 ・マザーチップセットは、 インテル E7525チップセット

 ・DualCPUは、 最新64ビットIntel Xeon 2.8 GHZ x2
 (ここは、3.0GHZ としたい所ですが、ほとんど差が出ないので、ガマンでしょうか?)

 ・メモリーは、2GB(1GBx2)PC3200 DDR2 SDRAM(400MHz) Resistered-ECC DualChannel

 ・ビデオカードは、機械系3D CADなどで高い実績をもつFire GLファミリー、価格性能が高いQuadro FXファミリーから、Quadro FX 540(128MB PCI-Express)を選択した。
(CADの場合、使用するCAD のウェブページから、適合VGAカードをよくチェックする必要あり。)

 ・ハードディスクは、高速SerialATA RAID1 ミラーリング設定で、500GB(250GB X2)

 ・DVD は、マルチ16倍速、DVD±R/RW、当然、ダブルレーヤ対応。
 ・ネットワークGigabit(10/100/1000)LAN オンボード
 ・IEEE1394 カード

 ・Windows XP PRO インストール仕様
 ・マネージメント機能ソフト:資産管理機能、障害管理機能、セキュリティ管理機能、構成管理機能等が付属。
 ・セキュリティ機能: セキュリティチップ(\2,500)を選択すると、ソフトウェア(HP ProtectTools Embedded Security Manager)がプリインストールされ、ハードディスクの暗号化で、強固なセキュリティを実現する。

  (写真のモニターは含まず、リムーバブルディスクの付属なし。)

 これで、リムーバブルディスクが2個ついての、RAID1 ミラーリング設定であれば、文句はないんですが。(故障時は、時間かかりますが、電源落として、中開けて、同じ仕様のハードディスクに交換するしかありません。)

 見積り価格は、\338,100(税込)でした。

   日本HP(ヒューレット・パッカード)の製品ホームページは、下記です。

  ラインアップ&キャンペーン一覧(製品詳細ページへ:個人向けと法人向けあり)

 参考までに、BTOパソコン として、DOS/V ショップ系の製品も紹介しておきます。
 名品礼賛!BTOパソコン:サーバー・ワークステーション編もご覧下さい。

 2005年10月記。

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