このページは、ハードウェアに詳しくない人が、BTOパソコン仕様を決める時の参考予備知識を提供します。マニアの方は、とりあえず対象としておりません、専門的なことは、雑誌などにゆずりますので、どうぞ趣旨をご理解下さい。
ハードウェアに詳しくない方には、ビデオカード( グラフィックカード )は、分かりにくいかも知れません。量販店で
販売のメーカーパソコン(有名、無名は関係なく)は、通常、オンボードという方式で作られています。
オンボードというのは、ビデオ機能がメイン基板(マザーボード)の制御チップに一体化されてる(統合型チップセットともいう)ということで、独立したビデオカードが使用されてません。
また、オンボード方式の場合、注意しないといけないのは、後でゲームをするため、ビデオカードを購入しようとしたとき、対応できないことがあります。これは、ビデオカード取り付けスロットがない(省略されてる)ことがあるためです。
BTOパソコン仕様を決める時、(マザーボードに、)AGP または、PCI-EXPRESS のカード取り付けスロットがついてることに注意して下さい。(ハード初心者にやさしい拡張カード、ビデオカード取付け法というページでスロット形状が分かります。)
さて、本題にもどります。ビデオ(グラフィック)カードには、種類がたくさんありますので、制御チップのメーカーから分類すると、分かりやすくなります。元来、ビデオチップの開発メーカーが、長年競争しあって、独自の方式を、開発し性能・機能が発展してきたためです。
現在、激しい競争に勝ち残ったビデオチップメーカーは、およそ3社です。
1.ATI社 :OEMパソコン用からスタート。RADEON シリーズ
2.nVIDIA社:3Dグラフィックの草分け。GeForce シリーズ
3.Matrox社 : Millennium, ParHelia シリーズ:原色の発色は最高といわれてますが、3D 処理に弱い。
このうちのMatrox社は、現在はおもに業務用のグラフィックスに特化した感があり、一般のパソコン分野では、前者の2社が争っています。
ATIは、汎用ビデオチップをパソコンメーカーに供給専門でしたが、nVIDIA社が3Dグラフィックスで、高性能化した後、RADEON シリーズで追い上げて現在の性能は、ほぼ拮抗してます。
ATIは、残念ながら、2006年夏に、CPUのAMD 社に買収されてしまいました。(AMD、ATI買収を発表)
ただ、ユーザーにとっては、従来RADEON シリーズの頭に付いていた形容詞の、ATIがAMDに変わっただけと言ってもよく、その後の開発体制などは、より強化され、DirectX10 仕様の、RadeonHD2900XTシリーズ〜も誕生したと思われます。
おもな製品は、
1.【 AMD (ATI):RADEON系カード】
AGP カード:RADEON 9200/9550/9600/9600Pro/9600XT/9800/9800XT シリーズ
PCI-EXPRESS カード:RADEON X300/X600 シリーズ
RADEON X700/X700PRO/X800GT/X800PRO/X800XT/X1300PRO/
X1800XL/X1800XT/X1900GT/X1900XT/X1900XTX/X1950GT/X1950Pro/X1950XT/X1950XTX/
RadeonHD2400PRO/HD2400XT/HD2600PRO/HD2600XT/HD2600GT/HD2900PRO/HD2900XT/
RadeonHD3450/HD 3470/HD3650/HD3850/HD3870/HD3870x2/HD4350/HD4550/HD4830/
HD4850/HD4850x2/HD4870/HD4870 X2 シリーズ
2.【 nVIDIA:GeForce 系カード】
AGP カード:GeForce FX 5200/5500/5600/5700/5800/シリーズ
PCI-EXPRESS カード:
GeForce6600/6600GT/6800/6800GT/6800Ultra/7300GS/7600GT/
7800GT/7800GTX/7900GS/7900GT/7900GTX/7950GX2/8500GT/8600GT/
8600GTS/8800GS/8800GTS/8800GT/8800GTX/8800Ultra/9600GSO/9600GT/
9500GT/9800GT/9800GTX/9800GTX+/9800GX2/GTX 260/GTX 2602/
GTX 280 シリーズ
ここに挙げた中の、最近の主流ビデオチップ性能と搭載カードの性能比較ページを作成しました。
●3Dゲーム用グラフィック・チップ(GPU)性能比較・評価一覧表
ところで、性能はどうでしょうか?上の順で、数字が大きいほど、右に行くほど性能が上になります。(ただ、GeForce9600GTのように、数字が大きくても、3Dベンチマークが低いものもたまにありますので、GPU性能比較・評価一覧表で確認下さい。)
また実際の購入時には、ビデオメモリー容量(VRAM)が気になりますが、これも512MBなどと多いほど、性能高くなります。また、256bit、128bitなどと小さな文字で書いてある、メモリバス幅も、かなり性能に効きますので、出来れば大きいものを選びたいです。
ビデオカードの性能が、かなり上がってる現在では、一番価格がやすい、左がわのカードでも決して悪くありません。入門用の3Dゲームなどは、遊べます。(3D ゲームに適した高性能ビデオカードについては、ここをクリックして、3Dゲーム・オンラインゲームパソコン入門ページをご覧下さい。)
ここまでは、ビデオチップメーカーで、話を進めてきました。実際は、専門のビデオカードメーカーが存在し、ビデオ(グラフィック)カードという、PCI-EXpress(AGP)標準規格のパーツとして販売しています。
ビデオチップメーカーが、自社で作ったカードを純正品といい、ATI(今AMD)社が純正品を販売してます。これは、価格的にちょっと高めとなります。
また、ビデオチップをATI(今AMD)社などから供給を受けて、専門のビデオカードメーカーとして何社か製造していますが、あまり名前の通ってないメーカーを除けば、それほど性能や品質に違いはありません。
では、どこのメーカーがいいのでしょうか?BTOパソコン仕様を決める時の場合、このメーカー表示をしてないことがあります。その場合は、そのパソコンを販売するメーカー(または、直販ウェブサイト自身)が保証するということになりますが、購入者は、表示があった方が、品質について注意してるようで安心です。
定評のビデオカードメーカー(ブランド名もあり)を書いておきますので、参考にしてください。順不動ということで。
・ATI(ATI)(今AMD):純正品です。
・エルザ(ELSA):
・リードテック(Leadtek):ブランド名は、WinFast
・エーオープン(Aopen):
・MSI(MSI):マイクロスター(微星)
・ギガバイト(GIGABYTE):
・ASUS(Asustek):エーサス(アスーステック)
・アスクセレクト(ASK select):メーカー名は、POWER COLORなど。
・Inno3D:Innovision(イノビジョン)
・OEM ATI:ブランド名は、Sapphire(サファイヤ)
といったところでしょうか。これらの中で、さらにオススメのメーカー(ブランド)をあげておきます。参考にしてください。順不動です。
・ATI(ATI)(今AMD):ATI(今AMD)純正品は、評価の高いブランドで、いい値段です。RADEONシリーズ
・エルザ(ELSA):これも、評価の高いブランドで、いい値段です。GeForce シリーズ系。
・リードテック(Leadtek):マニアに人気定評のメーカーで、価格がお手ごろです。
最後に、今ビデオ(グラフィック)カードを購入検討されているゲームマニアの方なら、APIが、Windows Vista から、Direct X10、になりましたので、ぜひとも、このDirect X10対応仕様のものにしておきたいものです。(「Radeon HD 2000」シリーズまたは、GeForce 8600 以上の機種。)
Windows Vista は、もちろん、Direct X9.0仕様から、動作は致しますが、何といっても、Vista の目玉は、Direct X10仕様にありますので、後で後悔することはないでしょう。
※注記)DirectX 10は、新シェーダ規格:Shader Model 4.0、に対応しています。「 DirectX 10では、1 頂点の入出力しかできなかったバーテックスシェーダに加え、複数の頂点情報を扱い、プリミティブ単位での処理を実現するジオメトリシェーダや、
バーテックス/ジオメトリシェーダから直接フレームバッファへの書き込みを可能とするストリームアウトプット機能など、3Dレンダリングパイプラインに大幅に手が加えられました 」(多和田新也のニューアイテム診断室からの引用)ということが、オススメの理由です。
あ、ところで、女性もわかる?ハード初心者にやさしい拡張カード、ビデオカード取付け法というページを作りました。ビデオカードを購入し交換される方は、参考にしてください。
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2008年 3月修正
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