(by Leoplanet)

【実機】ストームの水冷SLI仕様BTOパソコンをレビュー('11年11月)

(:ストームのBTO パソコン最上位機種「アルティメットクラス」シリーズから、NVIDIA SLIシステム仕様を購入したので、実機でのベンチマークテスト、レビュー評価を書い・・・)

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【実機】ストームの水冷SLI仕様BTOパソコンをレビュー('11年11月)

 今回は、ストーム(Storm) の BTO PC 最上位機種「アルティメットクラス」シリーズの中から、Storm Excalibur SLI Edition NVIDIA SLIシステムを、9月末に購入したので、実機でのベンチマークテストも交えたレビュー評価を書いて見ました。


 


 本機の標準ケースには、(「ゲーマーの夢を追い求める」と謳う)カリフォルニアのNZXT 社製のフルタワー「Phantom」が使われています。レッド、ホワイト、ブラックの3種類がありますが、今回ブラックを選択しました。

 ちなみに、フルカスタマイズBTOですので、別のケースもBTO可能です。今回の仕様は、最高性能にしたかったのですが、残念ながら予算の制限(30万未満)があり、それは出来ませんでした。

 まず、手持ちパーツのあるDVDとキーボードとFDDは削除し、標準スペックでは不足しそうなメモリーを、3GB→6GBにアップしました。

 そしてCPUは、最新Core i7 Extreme 990X→1つ前のCore i7 980X Extremeに落としました。これで何とか予算内となりました。

 納期が、4営業日出荷とありましたので、チェックして見ると、9月21日注文で、ぴったり4営業日後の28日出荷され、29日に、めでたく納品されました。


 今回のレビューのデータを良く読んで頂けば分かるのですが、ベンチを軽く取って見ると「スコアが、だいたいトップ」なのです。まだ、ベンチ測定は終わってないのですが、(ほぼ)最上位機種というのは、こういうものなのかと感心しているところです。


 年度末の雑用のため、1ヶ月もレビュー作成が遅れてしまったのですが、ようやく公開となりました。


 


 【本機の主な購入仕様】:OSなし

 ■Core i7 980X Extreme
  (3.33 GHz 6コア12スレッド、QPI 6.4GT/s L3:12MB)
  水冷CPUクーラー「サイズ APSALUS 120」装着

 ■グラフィックス:【SLI仕様】
 
 ブランドは、ZOTEC:GeForce GTX580 1536MB PCI-E(2枚組)
(★NVIDIAのSLI技術とは

 ■マザー:
  メーカー型番:インテルDX580G
  Intel X58 Express(RAID対応) Chipset搭載

 ■メインメモリー:
  6GB PC3-10600 ( 2GB x 3トリプルチャンネル)

 ■ストレージ:SSD 250GB:
  Intel 510 Series SSDSC2MH250A2K5(SATA-6Gb/s)

 ■電源:1200W電源、80PLUS GOLD認証、
  Antec HIGH CURRENT PRO HCP-1200




 さて、このカテゴリーでは、前に挙げた3Dゲーム度のチェック項目を調べながら、各社の代表的3Dゲームパソコンを紹介しています。

 インストールしたOSは、別途購入の、Windows Vista Home 32bit と Windows 7 Professional の2種類ですが、Vista は初期バージョンため、更新時間がかかり過ぎ中断しました。下記は最新のWindows 7 Professional SP1 64bitでの結果です。


 まず、レビュー機のCPUとグラフィックカードGPUについて、実装内容をチェック確認して見ました。

【CPU実装をチェック】


選んだCPUは、6コアで、2番目の高性能モデルで、

CPU:Core i7 980X Extreme

 6コア 12スレッド
 3.33 GHz、ターボブースト時 3.6GHz(最大)
 12MB L3 スマートキャッシュ

 CPUコア0の側定例では、現在値が

ベースバス速度 133.333MHz x 12 = コア速度1600MHz、
1600MHz x 2 = 3.2GHz であることが解る。
定格動作の3.33 GHzは、この値+133MHzである。
(BIOS のMaxノンターボ Multiplier 倍率は21倍であった)

ターボ動作時に、ターボブーストが働くと、コア数を減らして
+133MHzずつ周波数が上げられる。

ターボ時このMultiplier設定が 27倍となるため、最大3.6GHzの速度になる。

バス速度(BIOS名 Host Clock)は、定格133MHzであり、BIOS で、ここから1MHz刻みにクロックアップ出来る。また、ノンターボ Multiplierも変更出来る。

 詳細は、解説雑誌やCPU性能一覧表−intel編などで確認下さい。


【グラフィックGPU実装をチェック】

次に、グラフィックカードは、

 ZOTECブランド:
 GeForce GTX580 1536MB (SLI 2枚仕様)

Direct X11対応、ShaderModel 5.0

ビデオメモリー 1536MB GDDR5

CUDAコア数= 512 unified
SP clock= 1544 MHz
GPUコア速度 772MHz

ビデオメモリ速度
DataRate:2004MHz x 2= 4.008Gbps
 などである。

 なおドライバーは最新の8.17.12. 8562 を入れました。
このため、Future Mark で認証されていません。

 詳細は、
グラフィック・チップ(GPU)性能比較・評価一覧表などで確認下さい。


 【3Dゲーム度の面からチェック】

  @ビデオカード塔載GPUとビデオメモリー:どの程度ゲーム向きか?

 今回のレビュー機には、現在でも最高性能レベルとも言える、NVIDIA GeForce GTX580 1536MB (SLI 2枚組) 仕様です。

 発売こそ、昨年の10月発売ですが、その後 '11年3月発売のGeForce GTX 590、やATI Radeon HD 6990 (いずれもデュアルGPUカード)の単品性能を大きく上回っています。

 本レビュー機を超える性能は、Quad - SLI 接続(ATI では Quad - CFX接続?)で、上に挙げたGTX 590 や、Radeon HD 6990 を組む必要があります。

(★NVIDIAのSLI技術、Quad - SLI 接続とは






 詳細仕様は、上の【グラフィックGPU実装内容をチェック】に書きましたが、

ZOTACのビデオカードは、1スロットは冷却ファンとなる2スロット占有取り付けで、VGA専用電源コネクタは6ピン、8ピンの2個でした。

映像出力コネクターは、DVI-I 端子 x 2、ミニHDMI端子、

また、上部にSLI動作のための、接続ブリッジコネクタ(青色)が見えます。


 ベンチマークでは、まず最初に、DirectX 11対応品のため、「3D Mark 11」を取って見ました。

【3D Mark 11】(パフォーマンス動作)

 左の結果データ(パフォーマンス動作)を見て下さい。SLI動作でのデータが左側、シングル動作設定でのデータが右側です。

 3回測定時の平均的な数字を出しましたが、総スコアのパフォーマンス値は、SLI動作でP10497で、シングルで動作の数字P64391.6倍となりました。

 グラフィックススコアでは、SLI動作12030で、シングル動作での数字の6193より、約1.94倍となりました。

 この数字は、他の側定例に比べてどうなのかと言うと、PC Watch に2011年3月末ころ掲載された、多和田新也のニューアイテム診断室(FermiベースのデュアルGPUカード「GeForce GTX 590」)でのデータと比較して見ると位置付けがほぼ分かります。

 「Graphics Score測定で、SLI動作10537、シングル動作でのスコアの5024より、約2.1倍

 このどちらのスコアよりも、少し上回っています。

 原因を推測すると、この測定では、パソコンのCPUが Core i7-2600K( 3.4GHz )と4コアである点、メモリーが4MBデュアルチャネルである点、グラフィックスカードがレファレンスボードだった点など、少し性能が落ちていることが挙げられます。


 しかし、それにしても、SLI動作で+14%(12030/10537=1.14)のスコアアップは、結構いい線をいってるのではないかと思います。

 (中央の三角ボタンをクリックで、視聴出来ます。)

 3Dmark11 デモシーン"SLI on"(モニター24インチ解像度:1920 x 1080 Full HD )

 【参考まで】
  最初、3D Mark11 ベンチマーク測定で、「3D Mark11 Workload1.exe システムエラー、C:programFiles.Dll がない」というのが、出ました。

 それにしても3D Mark11 ベンチは、過去の経験からもエラー多発のソフトのようです。

 今回の原因は、愛用のフリーのアンチウィルスソフトである「Avast」でした。これは、米国のサイトに全く同一現象の書き込みがあり、解決法が解ったのです。

 ◆c:\program files.dll missing?
 アンチウィルスソフト「Avast」を削除して、今回は同じフリーの「AVG 2012」に変えたところ、とりあえずのベンチが取れるようになりました。

 しかし、完璧かどうかは、まだ解りません。現在もチェックを続けています。



 さて次に、参考までに、ファイナルファンタジーFFXIV公式ベンチマーク(オフィシャルベンチマークソフト、ダウンロードページ)を取って見ました。

【ファイナルファンタジーFFXIV公式ベンチの結果スコア】

 シングル動作では、
 Low(1280 x 720)でのスコア:6512前後(種族「ヒューラン」女)
 High( 1920 x 1080 )でのスコア:5700前後(種族「ヒューラン」女)
 この数字は、下記の判定レベルで「とても快適動作」でした。

 SLI動作では、
 Low(1280 x 720)でのスコア:6160前後(種族「ヒューラン」女)
 High( 1920 x 1080 )でのスコア:5710前後(種族「ヒューラン」女)

 SLI機能オンのLowでは、逆にスコアが落ちて、「GPU2基での並列処理」という本機能の効果はありませんでした。

 残念ながら「FFXIVベンチは、SLI機能に対応していない」と思われます。

 この数字も、下記の判定レベルで「とても快適動作」でした。

実は、どちらも、もう少し良いスコアが出ると想像していましたので残念な結果でした。

 しかし、この数字は、他の側定例に比べてどうなのかと言うことで、検索して見ると、FINAL FANTASY 14のファンサイトに、測定スコアが多数公開されていました。

 そのFINAL FANTASY XIV ベンチマーク・ランキングのトップのデータは、下記で、SLI機能オンのLow 6160が下回りましたが、他の3データは、1位の数字を楽に超えています。

 ファンサイトの1位データ:Low 6458、High 5460

 パソコン性能が (GeForce GTX 580、win7(64bit)、Core i7 2600k ) と言うことで、CPUは4コアと格下なので、当然と言えば当然の結果と思われます。

 このサイトでは、ランキング募集・応募なので、かなり良いデータが提出・掲載されたことも考慮して(当サイトは、急いで、適当に2、3回測定しただけ)なので、まあまあ納得できる数字なのかもしれません。


・8000以上:非常に快適
非常に快適に動作すると思われます。お好みの設定でお楽しみください。
5500〜7999:とても快適
とても快適な動作が見込めます。描画クオリティを高めに設定しても、とても快適に動作すると思われます。
・4500〜5499:快適
快適な動作が見込めます。描画クオリティを高めにしても快適に動作すると思われます。
・3000〜4499:やや快適
標準的な動作が見込めます。余裕が有れば描画クオリティの調整をお勧めいたします。
・2500〜2999:普通
標準的な動作が見込めます。
 

 A塔載のCPU:?

 本レビュー機の標準CPUは、Core i7 Extreme 990X(6コア12スレッド、3.46 GHz、ターボ時 3.73GHz)ですが、今回予算の都合で、1つ古いCore i7 980X Extreme に変更しました。

 性能的には、1つ落としても性能は殆ど変わりませんが、価格は3万円もダウンしました。

 6コア 12スレッド:同じ
 動作速度:3.46 GHz → 3.33 GHz(わずかに−130MHz
 ターボブースト速度:3.73GHz → 3.6GHz(わずかに−130MHz
 12MB L3 スマートキャッシュ:同じ

 これ以外に、Core i7 -960 (4コア8スレッド)が選択できます。価格も5万円ほどダウンしますが、Smart cashもなくなり、これでは本機を選んだ根拠もなくなってしまいますね。

 B塔載のメインメモリー:?

 標準仕様は、3GB(1GB × 3)です。物足りないので6GBとした次第ですが、OS が32Bit の場合は、4GB台は認識されません。気をつけましょう。

本機には、写真のCRUCIAL ブランドのDDR3-10600、2GBが3枚で、合計6GB(トリプルチャネル)が付いていました。仕様のチップメーカーは、米国マイクロン社でした。

 型式:PC3-10600U-9-10-A0、MT8JTF25664AZ-1G4H1( 片面実装8チップBGA)。


 C塔載のハードディスク:?

  標準仕様のままですが、HDDも含めて何でも選べますが、やはり高速インテルSSDがよいと思います。

 SSD 250GB:Intel 510 Series SSDSC2MH250A2K5(SATA-6Gb/s)

 SSDの搭載場所は、5インチベイの下の3.5インチラックの一番上、黒くなっているベイ(白いものがSSD)に収まっていました。(写真では良くわかりません)

 もしSSDより、大容量が必要なら、SSD(OSインストール)+ HDD構成で選びたいですね。

 (←レビュー機のケースの左側サイドカバー開けた所)

 NZXT 社製のフルタワー「Phantom」の内部構造には、まさに圧倒されますね。

 標準仕様ケース:白色ですが、黒を選択しました。色はこれ以外に赤があります。

 ・冷却ファン:
  内部上部:200mmケースFAN x 1
  内部背面:120mmケースFAN x 1
  内部側面:120mmケースFAN x 2(はずした側面カバーに付属)

 ・5インチベイ x 5 、3.5インチ内蔵ベイ x 7
 ・ケースサイズ:高さ541mm 奥行624mm 幅222mm、重さ11kg


 D信頼性・その他:

 3Dゲーム機は、GPUやCPUの負荷率が高くなりますので、発熱が多くあり、冷却が十分かどうか。電源容量が十分か、どうか。

 ・搭載電源(標準):80PLUS GOLD認証取得、大容量高品位静音電源

  メーカー型式:Antec HIGH CURRENT PRO HCP-1200 (1200W 静音タイプ 8系統30A/+12V出力)

  電源コネクター:メイン20+4ピン、CPU補助4+4ピン、CPU補助8ピン、6+2ピンPCI-E、6ピンPCI-E、SATA、ペリフェラル、FDD電源コネクタなど。

 写真では見えませんが、はずした側面カバーに取り付いた2基の12cm 吸気ファンから取り込まれ、3.5インチラック部を通る吸気は、HDD(SSD)を冷やします。

 また、これ以外のファンは、排気方向に回転しているので、マザーボードやVGAカード上の発熱パーツからの熱は、ケース背面と上面ファンから排気されます。

 特に天板に取り付けられた20cm ファンは効果的に冷やしているようです。

 よく見るとケースのフロント下の底部からも吸気がされるように、穴の空いた構造に出来ています。

 以上ケース内部の冷却性は、十分ある構造となっています。

 次に重要なパーツである、マザーボードは、

 ・メーカー型番:インテルDX580G

 このマザーは、Intel X58 Express(RAID対応) 採用で、トリプルチャネルメモリー(DDR3タイプ)に対応したもの。

  ちょっと注意したいのは、マザーのドライバーインストール時点でフリーのアンチウィルスソフトである、「ESET Smart Security」が自動でインストールされてしまうので除外設定の必要があります。

 これを後で、何故かアンインストール出来ないからです。また、他社のセキュリティソフトは、ウィルスとして扱われインストール出来ませんでした。

 装着された、水冷CPUクーラー「サイズ APSALUS 120」と熱交換ラジエター部分の写真です。(ラジエターの後ろに12Cmファンがあります。)

 この一体型水冷ユニットは、メンテナンスフリーであり(今回はストームでの組み立て品なので自分で組んだわけではなく、説明書によれば)文字通り一体型のため取り付けも簡単なようです。

 ケースファンは、本水冷ユニット付属の静音ファン(19.5dBA 1300rpm)に交換してありました。

 水冷のためのCPUクーラー音が大変静かで、全くしないと言っても良いくらい静かでした。TDP130W、このクラスのCPUの冷却には必須なのかも知れません。


 【その他】

 何といっても、上から見ると魅力的なフォルムの本体ですね。その他の魅力的なものもあります。

 ・天板フロント側に、パワースイッチとリセットスイッチ、そしてUSB3.0、Audio/Mic、 E-SATAコネクターなどが並んでいて便利です。

 今回、このUSBに無線LANを取り付けました。外付けHDDの取り付けも簡単に出来ます。

 反対側に並んでいる多数のブルーのLEDは5個あり、スライド式の冷却ファン速度調整ノブとセットです。


 以上、ストーム(Storm) の最上位機種「アルティメットクラス」シリーズの中から、Storm Excalibur SLI Edition NVIDIA SLIシステムのレビュー評価・紹介でした。

 →詳細仕様ページ:Storm Excalibur SLI Edition NVIDIA SLIシステム

 ■サイト内の関連ページ: 超高性能 3Dゲームパソコン ランキング TOP10('11年10月)

  2011年11月作成記



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