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直販サイト『 東芝ダイレクトPC 』を徹底評価

『 東芝ダイレクトPC by Shop1048(Toshiba) 』という直販サイトは、自作系ショップでも、BTO系ショップでもありません。ただ、(直販)ノートパソコンということで日本を代表する長い歴史があり、本カテゴリーで紹介することに致しました。
(Update 2017. 8.21)

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直販サイト『 東芝ダイレクトPC 』を徹底評価

■サイト内の関連ページ:・東芝の高性能モバイルノートを実機レビュー評価(2010/12月)

 ★【『 東芝ダイレクトPC 』ブランド力の評価】
 『 東芝ダイレクトPC by Shop1048(Toshiba) 』という直販サイトは、本カテゴリーの自作系ショップでも、BTO系ショップでもありません。ただ、直販パソコンということで日本を代表する長い歴史があり、本カテゴリーで紹介することに致しました。

 Shop 1048って何の数字?と、最初私も思いましたが、これは駄洒落のようです。トーシバと読めますね。(サイトを良く見るとどこかに書かれていました。)

 さて、東芝は、1985年に世界で初めてラップトップパソコンと呼ばれる、「T-1100」を発売したことで、知る人ぞ知るメーカーです。詳しくは、東芝科学館の紹介ページをご覧下さい。

 これは、日本ではなく、欧州で最初に発表されるという点でも異例のものでした。CPUは、当時の技術系の人がさまざまな製品開発で親しんだあのマイコン、80C86(クロック5MHz)、メモリは、512キロバイトだったようです。

 日本では、ノートパソコンの第1号機は、1989年に登場した「Dynabook J-3100 SS」だと云われています。同年には、NECも、PC-98LTを発表していますが、当時のNEC製パソコンは、PC98という独自規格のものでしたので、現在のノートの原型である、いわゆる IBM・PC/AT(DOS/V)仕様ノートとしては、NECよりかなり先行していたと言えるでしょう。

 当時は、丁度日本のバブルの崩壊の前年にあたり、この年に次世代を象徴的するような新製品が誕生というめぐり合わせも新発見ですが、なんとも懐かく感じますね。(今回の金融危機で誕生するのは何なのでしょうか?)

 さて、このように東芝は、ノートPC分野では、押しも押されぬ世界のトップメーカー(PC全体シェアで世界第5位: 5.4%で、その製品がほとんどノート)なのですが、そのことを象徴的に示すようなニュースが今年の2月18日の日経新聞に出ました。

 東芝が富士通のハードディスク(HDD)事業買収発表記事です。 現在のハードディスクの世界シェア(2008年)は、調査会社システム・リサーチによると、@シーゲート(31.8%)、Aウェスタンデジタル(26.9%)、B日立グローバルストレージ(17%)、C東芝(8.7%)、Dサムスン(8.2%)、E富士通(7.3%)です。

 東芝と富士通を合わせると、丁度16%ですが、日経によれば、これを2015年には20%とし、日立を抜き世界3位となることを目標としているとのことです。

 自作系マニアの方は知っているのですが、東芝は、独自規格の1.8インチ型のHDDを最初に発売(2000年5月OEM出荷)したことでも有名です。現在この市場では、トップブランドです。1.8インチ型HDDは、発売当初の「iPod」などにも搭載されました。(現在ではSSD(Solid State Drive)に変わっているようです。)

 この例から分りますように、東芝は小型のHDD分野のリーダーでもあり、今回の富士通との事業を統合することで、高いシェアのある、ノートPC、車載、携帯端末、家電向け小型HDD市場(2.5型以下)でトップ・ベンダーの地位を確固たるものにしようとしていると、日経新聞も書いています。


 さて、自社製の小型HDDを搭載という強い価格競争力を持った、東芝のノートPCに話を戻します。直販サイト:東芝ダイレクトPCのウェブサイトを見ますと、(もうだいぶ前からなのですが)デスクトップは既にやっておらず、ノートに特化していることが分かります。

 また最上部のHP見出し部分には、「高品質ノートdynabook、高品質ノートdynabook Qosmio、高画質・高音質ノートAVノート Qosmio、モバイルノート、法人モデル」と5つのジャンル分けがあり、グレードの高いノート(WEBオリジナルモデル)に特化した販売を行なっています。いわゆる5万円(以下)パソコンは、ここでは販売せず、店頭販売のようです。

 ★【使用パーツを徹底チェック・評価】
 ★【製造、組立てを徹底チェック・評価】

 これらは自作系のBTOパソコンショップの信頼性評価のための項目であり、基本的に全てのパーツを内製、組み立て、自社保証している(外部からOEM調達してても)、天下の東芝さんに対しては、チェック項目として、当てはまりませんので、書きませんでした。

 参考までに、どの機種のページにも、ハードウェア仕様の「環境条件」 の欄に、温度5〜35℃、湿度20〜80%(ただし、結露しないこと)の記載があります。また、「環境条件」に示している温度範囲は、性能を保証するものではないと注記がありますが、基本的な動作は保証していますので安心です。

 ★【直販Web オリジナルモデルのラインアップを徹底チェック・評価】

 それでは、東芝ダイレクトPCのラインアップ機種を見てみましょう。このサイトで販売のノートは、全てWeb オリジナルモデルでした。

 まず、ラインアップ一覧ページを開いて見ますと、

 ●スタンダードノートPCとして、
  ・dynabook B350 Webオリジナルモデル

 ●ハイスタンダードノートPCとして、
  ・dynabook Satellite T560/W5 Webオリジナルモデル が4機種、

 ●スリムコンパクトノートとして、
  ・dynabook R730 (i5-560M Windows 7 Professional)が4機種、
  ・dynabook R730 (i5-560M Windows 7 Home Premium)が2機種、
  ・dynabook R730 (i3-370M Windows 7 Home Premium)が2機種


以上「スタンダード〜スリムコンパクト(モバイル)系のdynabook 」ジャンルに合計3シリーズ、13機種ありました。

 さらに、【 AV系ノート dynabook (Qosmio) 】を開いて見ますと、


 ●(地デジ搭載、ハイビジョン高音質サウンド)ハイスタンダードAVノートとして、
  ・dynabook Qosmio T750 Webオリジナルモデルが4機種、
  ・dynabook Qosmio T780 Webオリジナルモデルが2機種、

 ●(高音質・高感度の地デジ対応)スタンダードAVノートとして、
  ・dynabook Satellite T560/WT Webオリジナルモデルが2機種


以上「AV系ノート dynabook Qosmio 」ジャンルに合計3シリーズ、8機種ありました。


 さて、●(映像専用エンジン搭載)液晶一体型AVPCとして、

 地デジ対応の個室向けテレビに、ぴったりと思われる液晶一体型AVPCがありますが、TVの「レグザ」から受け継いだ美しさを持っています。

  ・21型dynabook Qosmio D710、が2機種


 2009年4月頃の、ハイスタンダードAVノートに、Qosmio G50W 18.4型ワイドシリーズというのがありました。

 これは、Spurs Engine(スパーズエンジン)という、東芝が2007年開発の画像処理プロセッサー(フルHDに対応した、H.264・MPEG-2ハードウェアエンコーダ・デコーダ)を搭載した、初期の頃の、自慢のフラグシップAVノートでした。

 これが現在の、上に書いたハイスタンダードAVノート、dynabook Qosmio T750やT780 、そして液晶一体型AVPCの、dynabook Qosmio D710に発展したという訳です。

(「SpursEngine」搭載のPCI e拡張ボードは、リードテックジャパンやカノープスが2008年末、単品発売している。)

 さらに、3D立体視ということで、2010年前半に話題を集めた、【 3Dノート PC 】を開いて見ますと、

 ●(ワイヤレス3Dグラス、レーザーマウス付)3D立体視ゲームPCとして、
  ・dynabook Satellite T550 3Dモデル Webオリジナル、2機種
  ・dynabook TX/98 3Dモデル、1機種

以上このジャンルに合計2シリーズ、3機種がありました。


 さらに、【法人モデルノート】を開いて見ますと、

 ●大画面液晶と先進機能ノートとして、
  ・dynabook Satellite K47、1機種
  ・dynabook Satellite L42、1機種
  ・dynabook Satellite L36、1機種
  ・dynabook RX3 、1機種

以上この「法人モデル」 ジャンルに合計4シリーズ、4機種がありました。


 以上見てきましたように、東芝ノートPCは、5ジャンルに、15シリーズ、33機種ありました。実に豊富なラインアップと言えます。

 ここに挙げた機種の中で、特に東芝のノートPCを特徴的に現しているのは、『Spurs Engine(スパーズエンジン)搭載のフラグシップAVノート』と、『超高性能3Dゲームノート:Qosmio WXWシリーズ』ではないかと思います。

 『Qosmio』というブランド名は、Cosmos(宇宙)とmio(私の)の合成語で、「ユーザーに最も近く、かつ無限の可能性を秘めた 新世代PC」という思いを込めて命名されたとのことです。

 この最初のAVノート:dynabook Qosmio E10は、2004年夏に、すでに自社開発の画像エンジンチップ「QosmioEngine」を載せていました。

 このため上の、Spurs Engine(スパーズエンジン)という、東芝が2007年開発の画像処理プロセッサーも、すでに5年の歴史の延長線上に出てきた製品なのです。

 東芝のノートには、この自社開発(画像処理プロセッサー)のAVノートの流れと、2005年、nVIDIA 社が開発した『GeForce Go 6600 MXMモジュール』というゲーム系GPUから始まった、3Dゲームノートの流れの2つがあるようです。(GPUにMXMモジュール:GeForce Go 6600搭載の「Qosmio G20」は、2005年3月発売) そして、どちら流れ上でも、現在その先頭を走っているいう感じがします。

 以上長くなったので最後になりますが、東芝のノートPC開発は、日本のノートパソコンの歴史そのものであり、今も、その新しい歴史を造り続けていると言えると思います。


 2010年12月修正記


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