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直販サイト『 日本HP 』ブランドPCを徹底評価

 最近になっても、時どき、デルや 日本ヒューレットパッカード(HP) など大手パソコンメーカーの、新聞1ページ全面広告を目にします。デルの始めた、この全面広告方式は、きわめてアメリカ的です。 ボーナス時期になると、NECなどの日本の大手メーカーも頑張っています。このページでは、そのデルコンピュータから業界(世界)トップの座を奪って・・・
(Update 2024. 4.20)

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直販サイト『 日本HP 』ブランドPCを徹底評価

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 ★【 直販サイト『 日本HP 』 ブランド力の評価】

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 最近になっても、時どき、デルや 日本ヒューレットパッカード(HP) など大手パソコンメーカーの、新聞1ページ全面広告を目にします。デルの始めた、この全面広告方式は、きわめてアメリカ的です。

 ボーナス時期になると、NECなどの日本の大手メーカーも頑張っています。このページでは、そのデルコンピュータから業界(世界)トップの座を奪って久しい感のある、ヒューレットパッカード(HP)社のブランド評価について書いて行きたいと思います。


 日本 HPは、パソコン業界でこそ、知名度はいまひとつですが、パソコンというものが現れる前の、業務用コンピュータ(ミニコンピュータなど)時代から、日本進出していた、著名な大企業です。

 日本最大手の計測・制御器メーカーである横河電機と、ヒューレット・パッカード社(現在世界1位のIT企業)との合弁企業として、1963年に設立された、横河ヒューレット・パッカード(YHP)が、今の日本ヒューレットパッカード社の前身です。

 古い話ですが、筆者は若い頃、(HPの21MXと言えば分かる)当時では有名な制御用ミニコンピュータのインターフェイスを設計するために、日本 HP社で研修セミナーを受けたことがあります。

 技術者にとって、このミニコン、21MX(16ビットだったと思う)を使うということだけで、誇らしく感じたものです。もちろん今のマイコン(マイクロコンピュータ)が生まれる以前のことでした。(年がばれますね)

 このことからもお判りのように、HP社は、パソコン登場(約20年前)のだいぶ前から、業務用コンピュータの世界に君臨していました。また、サーバー・ワークステーションも長く販売しており、もともと業務向けコンピュータメーカーだったのです。

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 デルとの比較で米国から見れば、HP社をパソコン業で追い越したと言うのではなく、デルが圧倒的に先行したのです。

 デルは、パソコンというものが現れた、わずか20年前頃に生まれた、(ガレージ起業から始まった、)時代の寵児的な企業であり、歴史も浅く、比較しようのない会社といえるかも知れません。

 HP社は、今からだいぶ前にすでに「コンパック」も吸収し、弱かったノート分野を充実させ、信頼と安心のメーカーとなっていたため、ある意味、デルから業界(世界)トップの座を奪うのは時間の問題だけだったのかも知れません。

 変化が激しいからでしょうか、米国系メーカーについては、なかなか、イメージを定められないかも知れませんが、これらの情報から少しでもイメージを持っていただけたのではないかと思います。

 かくいう筆者の日本HPに対するイメージも、「野暮なデザインの、お堅い業務用サーバー・ワークステーション」、と言ったものでした。

 しかし今回、この記事や、『3Dゲーム・BTOパソコン比較評価−ヒューレットパッカード(実機)編』を書くため、少し調べているうちに、パソコンメーカーでトップになった理由も理解できて来ました。


 ★【 使用パーツを徹底チェック・評価 】
 ★【 製造、組立てを徹底チェック・評価 】

 これらの項目は、自作系のBTOパソコンショップの信頼性評価のための項目であり、基本的に全てのパーツを内製、組み立て、自社保証している(外部からOEM調達してても)、天下の大企業に対しては、チェック項目として、当てはまりませんので、書きませんでした。

 参考までに、どの機種のページにも、ハードウェア仕様の「使用環境条件」 の欄に、温度 5〜35℃の記載があります。このため、この範囲で、基本的な動作は保証していますので安心です。


 ★【 直販パソコンのラインアップを徹底チェック・評価 】

 それでは、日本HPの直販サイト「hp directplus」iconのラインアップを見てみましょう。

 【個人向けノートパソコン】

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 まず個人のお客様から、ノートブックをクリックしますと、「製品一覧から選ぶ」、「キャンペーンで選ぶ」、「スペックで選ぶ」の3種類のエントリー方法がありましたので、「製品一覧から選ぶ」で製品を眺めてみました。

 ●10.1−10.2インチミニノートとして、

  ・ Mini 1000 シリーズ(¥34,860円〜)4機種
  ・ HP Mini 1000 Vivienne Tam Edition シリーズ(¥54,600円〜)1機種
  ・ Mini 2140 シリーズ(¥59,850円〜)3機種

   重さ1.1kg、今売れ筋のモバイル・ミニノート、イー・モバイルに入ればなんと価格が無料?!


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 ●12.1インチタッチ&ツイストノートとして、

  ・Pavilion Notebook PC dv2 シリーズ(¥73,500円〜)2機種、

  ・TouchSmart tx2 Notebook PC シリーズ(¥89,250円〜)4機種。
   直感的に、自在に操れる。ひらめきを瞬時に表現する。ダイレクトにペンで、指で入力できる。ツイストするディスプレイ



 ●15.6インチシンプル・ハイバリューノートとして、

  ・G61 シリーズ(5月中旬発売)、

 ●16.0インチプレミアム・スタンダードノートとして、

  ・Pavilion Notebook PC dv6i シリーズ(¥72,450円〜)4機種、
  ・Pavilion Notebook PC dv6a シリーズ(¥61,950円〜)4機種、

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 ●17.3インチファーストクラス・エンターテインメントノートとして、

  ・Pavilion Notebook PC dv7 シリーズ(¥138,600円〜)4機種、



 以上、液晶のサイズ別の、5ジャンルに合計7シリーズ、25機種ありました。


 【個人向けデスクトップパソコン】  日本HPの直販サイト「hp directplus」iconのラインアップ

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 次に個人のお客様から、デスクトップをクリックしますと、「製品一覧から選ぶ」、「キャンペーンで選ぶ」、「スペックで選ぶ」、「ビジネスPC」の4種類のエントリー方法がありましたので、「製品一覧から選ぶ」で製品を眺めてみました。

 ●コンパクト・デスクトップとして、

  ・ Pavilion s3820jp/CT シリーズ(¥39,900円〜)5機種
  ・ Pavilion s3840jp/CT シリーズ(¥59,850円〜)3機種

 ●スリム・デスクトップとして、

  ・ Pavilion v7760jp/CT シリーズ(¥69,930円〜)1機種
  ・ Pavilion v7860jp/CT シリーズ(¥69,930円〜)4機種
  ・ Pavilion v7880jp/CT シリーズ(¥69,930円〜)5機種

 ●ミニタワーとして、

  ・ Pavilion p6020jp シリーズ(¥39,900円〜)1機種
  ・ Pavilion m9680jp/CT シリーズ(¥79,800円〜)5機種
  ・ Pavilion m9690jp/CT シリーズ(¥89,880円〜)3機種

 ●オールインワンタイプ・ボードPCとして、

  ・ TouchSmart PC IQ500 シリーズ(¥129,780円〜)2機種
  ・ TouchSmart PC IQ800 シリーズ(¥219,870円〜)2機種

 以上、ケース形状別の、4ジャンルに合計10シリーズ、30機種ありました。



 【個人向けデスクトップ・ビジネスPC】  日本HPの直販サイト「hp directplus」iconのラインアップ

 さらに個人のお客様から、デスクトップをクリックし、「ビジネスPC」で製品を眺めてみました。

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 ●スリム PCとして、

  ・ dc5850 SF/CT (¥57,750円〜)1機種

 ●マイクロ タワーPCとして、

  ・ dc5850 MT/CT (¥57,750円〜)1機種

 ●スモールフォームファクタとして、

  ・ dc5800 SF/CT (¥60,900円〜)1機種
  ・ dx7500 SF/CT (¥29,820円〜)1機種

 ●マイクロ タワーPCとして、

  ・ dx7500 MT/CT (¥48,090円〜)1機種

 以上、ケース形状別の、4ジャンルに合計5シリーズ、5機種ありました。


 以上ここまでに、紹介してきた個人向けPCだけに限っても、22シリーズ、60機種と非常に豊富なパソコンを用意していました。法人向けまで紹介したらキリがないようにも感じます。(法人向けパソコンは、別の機会とします。)


 大変長くなりました。最後に、それでは、日本HPiconとして、特徴的なことは、何なのでしょうか、少し考えてみました。

 ■ (格安モデルを除く)全ての販売機種が、カスタマイズ可能なBTO仕様としている。これは、DOS/V自作系ショップパソコンと同じ発想のように感じられる。

 ■ ここ数年で、業務用コンピュータの堅い企業イメージから、日本の最盛期の頃の家電PCメーカーっぽい商品の品揃え、そして直販サイトイメージへと大きく変化した。

 少なくとも、この2点は、ハッキリと言えるのではないでしょうか。


 上に挙げたデスクトップPCの中で、Pavilion Desktop PC m9690jp/CT、フラグシップモデルについて、性能面の実力を実機でレビュー評価したページを見ていただけば、もう少し、日本HPのBTOパソコンについて理解できるかも知れません。→【 3Dゲーム・BTOパソコン比較評価−ヒューレットパッカード(実機)編 】へ

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 2009年4月末記


 【その他の有名ショップ評価ページ】
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 ●「ツートップ(TwoTop)」のBTOパソコンを徹底評価のページ
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 ●【 直販サイト『 東芝ダイレクトPC 』を徹底評価 】のページ
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