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初心者にやさしいハードディスク知識;S−ATA2の拡張機能

 本ページは、シリアル−ATA2(S−ATA2)タイプの拡張機能の解説です。
(Update 2017. 7.25)

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初心者にやさしいハードディスク知識;S−ATA2の拡張機能

 BTOパソコンのハードディスクは、自分の用途に見合った容量(サイズ)を選べばよいのですが、今の新しいPCですと、だいたい160〜320GB程度を選ぶ方が多いようです。

 1月末発売の新しいOS:Windows Vista になりますと、Home Basic 版で、20GB以上、Home Premium, Business, Ultimate 版ですと、40GB以上がマイクロソフトの推奨となります。


 さて、本ページは、シリアル−ATA2(S−ATA2)タイプの拡張機能の解説です。
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【 S−ATA2の拡張機能 】:

 S−ATA2の大きな特徴仕様である、外部転送速度が3.0Gbps(ATA300)、動作周波数:3.0GHzなどについては、初心者にやさしいハードディスク知識;S−ATA、S−ATA2に書きました。

 ここでは、新しく追加されたいくつかの機能について、説明したいと思います。

 S−ATA2を性能進歩の段階から、フェーズ1 とかフェーズ2とかに区別している場合があります。これは、下に挙げた拡張機能は、どちらも用意してはいるのですが、

 外部転送速度が、3.0Gbit/S(ATA300)の速度になったのが、フェーズ2からだという点です。フェーズ1では、まだS−ATA1と同じ、1.5Gbit/S(ATA150)でした。この移行期間は短いので、気にしなくてもいいかと思います。

 さて、S−ATA2には、NCQ機能、ポートマルチプライヤ、ポートセレクタ、ホットプラグなどの機能が追加されました。

 1.NCQ機能:これがイチバン重要な機能です。

 NCQ(Native Command Queuing)とは、現場に出来た長い行列のような意味で、何の行列かというと、HDDに対する実行待ちの制御コマンド列のことです。

 この機能は簡単にいうと、データアクセスの待ち時間を減らし、処理を速くする機能です。これはHDDに対する命令を一番効率のよい順番に並べ替えてから実行して効率をあげます。

 分かりやすい例でいいますと、ハードディスクに書かれる情報は、一番高速の外側の外周から順番に書かれるなんてことはなく、最低速の内周までの間に、リング状に、LBAというアドレスに従って、さまざまな場所に点、点と書かれます。

 PCホストからのリード(ライト)命令は、この地図?上のあちこちの番地を、ランダムに指定して来ます。これを外周から内周に、あるいは内周から外周に、近い順に、順番に並べ直す作業(Re-Ordering)を行うとディスクの回転が少なくて済みます。これで、アクセス時間が大きく改善されて短くなるわけです。

 (ちなみに、現場とは、HDD内のファームウェアを指してます。まずファームウェアにPCホスト側は、すべての制御コマンドを送ってしまい、HDD自身に一番速い時間でのリード(ライト)を任せるのです。)

 
 2.ポートセレクタ:ポート切り替え機能

 これは、1台のHDDに対し、複数のパソコンなどのホストを接続するための機能で、サーバーやネットワークストレージで使われます。この機能を使うと、ホストに障害が発生した場合に、バックアップ機に切り替えて、同じHDDでサービスを継続することが出来るわけです。

 3.ポートマルチプライヤー:ポート増設機能

 これも業務用の機能ですが、USBのハブのような機能を持っていて、最大で15台のシリアルHDDを1つにまとめて接続できるというものです。
 
 ただし、注意点として、現在サポートされてるのは、外付け用のシリアルHDD接続規格である、e SATAコネクター対応製品だということです。e SATA(External Serial ATA)は、内臓用とほぼ同じ規格ですが、e SATAコネクターは、丈夫に作られてるようです。

 個人向け?のe SATAコネクター対応製品として、玄人志向のPCI Express×1対応Serial ATA 2インターフェイスカード「SATA2EI-PCIe」などがあり、

 これをパソコンの拡張カードスロットに取り付ければ、外部に最大で15台のシリアルHDDを1つにまとめて接続できることになります。

 また、玄人志向からは、シリアルHDDを4台搭載可能な外付けHDDケースというのも販売されています。愛称が玄蔵X4というもので、ポートマルチプライヤーに対応したeSATA規格コネクターに対応しています。

 これに現在市販のシリアルATA 2、HDDで最大の750GBを4台接続すれば、3000GB(3TB)の領域が、個人でも手に入ることになります。なんともすごい時代ですね。

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 2007年3月記




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