(by Leoplanet)

デルのAlienware Auroraを実機レビュー(3Dベンチ評価)

( 今回は、デル( Dell )のゲーミングパソコンの「ALIENWARE(エイリアンウェア)シリーズ」から、【Alienware Aurora(オーロラ ) 】を、お借りする機会がありましたので、実機でのベンチマークテストが中心としたレビュー評価記事を作成しました・・・)

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デルのAlienware Auroraを実機レビュー(3Dベンチ評価)

 (レビュー評価は2ページで構成されてます。)
 ★デルのAlienware Aurora(エイリアンウェア オーロラ)を実機レビュー:3Dベンチマーク評価(本ページ)
 ★デルのAlienware Aurora(エイリアンウェア オーロラ)を実機レビュー:ハードウェア評価

デルのAlienware Aurora フロント写真



 今回は、デル( Dell )のゲーミングパソコンのALIENWARE(エイリアンウェア)シリーズから、タワー型の【Alienware Aurora 】を、お借りする機会がありましたので、実機でのベンチマークテストが中心としたレビュー評価記事を作成しました。(写真)

 Alienwareは、デルが数年前に買収したゲーミングPC製造専門の会社で、これはデルサイトのトップページから「ALIENWARE」カテゴリーをクリックすると、URLが、http://alienware.jp/ の中に飛ぶことからも理解できます。

 ALIENWAREシリーズには、ゲーミングノートの M14x、 M17x、 M18x (数字はモニターサイズに対応)と、デスクトップながら小型タイプの、X51(横置き・縦置き)と、今回お借りしたタワー型の本格ゲーミングパソコンAlienware Aurora があります。

 このゲーミングPC:「ALIENWAREシリーズ」は、弊社のゲーム系のランキングの常連なのですが、詳しく紹介する機会がいままでありませんでした。


(※注記Alienwareとは、Alien + ware であり「エイリアン仕様の製品(PC)」のような意味と考えられます。Aurora は、オーロラのことで、さまざまな色に変化する(実際に変化します)ことから命名したようです。)

真上からの写真



 まず、電源スイッチを入れて見て、最初に感じるのは、その天板に取り付けられた甲冑を連想させる、7枚の羽板が数回前後に動きます。ここから排気、排熱しているようです。

 7枚の羽板の下は、天板の全面が網目上のメッシュでカバーされている構造なので、ケース内部からの熱は、自然な形でここから抜け出るようになっています。

 その後、ウィンドウズが立ち上がるに連動して、両脇の赤いLED、フロント上部脇の青いLEDと、宇宙人マークの眼(なんと眼の色が変化)、天板側の紫色のLED、などが点灯します。

 宇宙人マークを押すと、フロント上部カバーが下にスライドして開き、DVDドライブが見える(写真の状態)ようになります。

 試しにもう一度押しましたが、さすがに、上方にスライドしてカバーが閉まるということはありませんでした。閉める時は、手で持ち上げて閉めます。

 このように、かなりマニアックな造りに出来ていて、次に何が出てくるのかと言った期待感が自然に起こります。

 このレビュー機の内部構造の調査結果は、2ページ目のAlienware Auroraのハードウェア評価に詳しく記載しました。


 ●レビュー機種の概略仕様:Win8/Core i7-3820/8GB/GeForce GTX 690/500GB SSD Hybrid HDD


 ★今回測定したベンチマーク

【3D Mark 11】、【Final Fantasy XIV】、【ロストプラネット2】、【バイオハザード5】、【モンスターハンターフロンティア:絆】、【モンスターハンターフロンティア:大討伐】、【Windows エクスペリエンス・インデックス】、【温度測定HWMonitor PRO1.14】など。


 それでは、本機が搭載の、ゲーミングPCとしての主要性能を決めるCPU とGPUをまずは、ベンチ測定アプリを用いて、ざぁーと調べてみましょう。

【主要パーツCPUの実装をチェック】


 2012年1〜3月発売の、4コアのCPU(第2世代Sandy Bridge)から、Core i7- 3820(貸し出し機仕様)が搭載されていました。

CPU:Core i7-3820 (4コア8スレッド)
3.6 GHz、ターボ時 3.8GHz(最大)
10MB L3 キャッシュ

 なお、本レビュー機「Alienware Aurora」では、一番格下のランクのCPUが付いていましたが、BTO選択カスタマイズによって、CPUは、最高性能の「6コアのCore i7-3960X (エクストリーム・エディション)」までを選択することが出来ます。

 詳しくは、2ページ目のハードウェア評価ページに書きました。


【主要パーツGPUの実装をチェック】

 本機に搭載のグラフィックスは、GeForce GTX 690 でした。

これは、GeForce GTX 680ベースのチップを2基搭載したデュアルGPU仕様のビデオカードです。

 3Dmark 11の結果では、SLI=オンと出ますが、2枚構成カードのSLI接続と言うことではなく、2個の内部GPUが並列接続されたものです。

 NVIDIAによると、GeForce GTX 680の2倍のビデオ性能を持ちながら、動作音はSLI環境のGeForce GTX 680(51dB)よりも低くなっている(47dB)と言います。

 1枚のカード上に、GPUチップを2基搭載の場合、発熱が大きくなるため、チップ冷却能力がカードの性能を支配すると言われ、クロックを下げざるを得ないと言われいますがどうなんでしょうか。

 このため、デュアルGPUのビデオカードの場合、シングルカードの動作クロックを下げる設定にするようです。下のGeForce GTX680 と比較すると解ります。

 ●GTX680ベースクロック:1006MHz → 915MHz
 ●GTX680の Boostクロック:1058MHz → 1019MHz
このように、下げ幅はわずかなため、チップ冷却能力が向上しているようです。




GPU:NVIDIA GeForce GTX690 2GB x2
CUDAコア: 3072基(1536基×2)
ベースクロック:915MHz
GPU Boostクロック:1019MHz
メモリ:幅256bit ×2 接続、GDDR5:4GB( 2048 MB / GPU)
メモリクロック:6.0 Gbps
電源コネク:8-pin x 2
TDP:300W
Direct X 11.1/ SM5.0



(参考)
GPU:NVIDIA GeForce GTX680 2GB
CUDAコア: 1536基
ベースクロック:1006MHz
GPU Boostクロック:1058MHz
メモリ:幅256bit 、GDDR5:2GB
メモリクロック:6.0 Gbps
電源コネク:6-pin x2
TDP:195W



 また、ベンチでのチェックでは、メモリ動作クロックの表示が、1500MHz ,3000MHz など、いくつかあり解りにくいかも知れません。

 DDR5(Graphics Double Data Rate version 5)タイプのメモリーでは、アドレスや命令入力参照にコマンドクロック(CK)を、そして、データの読み書きの参照にライトクロック(WCK)と、2種のクロックで動作します。

 DDR5の一連の動作には、2個のライトクロック(WCK)が必要となる。このため、1つのコマンドクロックに対して、その2倍のライトクロック(WCK)が必要となる。

 つまり、ライトクロックは、コマンドクロックの2倍の周波数で動作する。従って、メモリクロックのデータレート:6.0 Gbpsの場合では、コマンドクロックは、その1/4の1500MHz となり、ライトクロックは、その1/2の3000MHzとなると言うことです。


【主要なベンチマークを比較】

 ベンチマークでは、まず最初に、3Dゲーミング性能を知ることのできる代表的なベンチから、DirectX 11対応の「3D Mark 11」を取って見ました。

【3D Mark 11】(Ver.1.0.3.0 パフォーマンス動作:解像度1280x720)



 左の結果データは、その一例です。

 NVIDIA コントロールパネルでのマルチGPU設定は、3Dパフォーマンス最大化、Phys X (物理演算機能)設定は、GeForce GTX690(A)、その他デフォルトの自動設定としました。

 2回測定時の平均的な数字は、

総スコアのパフォーマンス値 :P12871
グラフィックススコア :17356
Physicsスコア :7530、
コンバインドスコア :6870

でした。


 このスコアは、近い性能の前後のGPUカードに比較して、どのくらいのレベルなのでしょうか?調べて見ました。

 データ測定例は、パソコン工房などを参考にしました。

 デュアルGPU搭載のGTX 690(レビュー機)は、GeForce GTX 680 の1.41倍のスコアは、出ているものの、GeForce GTX 680 2GBの SLI 接続方式の1.6倍のスコアとは、歴然とした性能差がありました。

 GTX 690では、満足できない人、さらに性能アップを求める人は、2つのシングルカードGTX 680で、SLI接続がカスタマイズ選択出来るので、それにBTO変更した方が良いようです。

  GeForce GTX 680 2GB SLI
レビュー機
GeForce GTX690 4GB
GeForce GTX 680 2GB
Radeon HD 7970 3GB
3D Mark 11
Performance値
解像度1280 x 720
14597
(Core i7-3770K)
12871
(Core i7 -3820)
9103
(Core i7-3770K)
7995
(Core i7-3770K)


 次に、実際のゲームでの性能が見られるベンチマークとして、代表的な「Final Fantasy XIV」を取って見ました。

【Final Fantasy XIV】

 このベンチには、解像度によって、Low(1280x720)と High(1920x1080)があります。

 左の結果データは、そのHigh(1920x1080)の例です。

 2回測定時の平均的な数字は、

 Low(1280x720)  :6457  High(1920x1080) :6475 (友に、種族「ヒューラン女」、「ミコッテ女」)

でした。面白いことに、何故か解像度の違いでの差が出ませんでした。

 判定レベルと照らし合わせると、「とても快適」に属しています。非常に快適のランクになると想像したのですが、無理でした。

 さて、このスコアは、近い性能のGPUカードに比較して、どのくらいのレベルなのでしょうか?それを調べて見ました。

 データ測定例は、パソコン工房などを参考にしました。このゲームでは、性能差はデータ上ではあまり出ていません。

 どのカードを選択しても、このゲームに対して、十分な性能がある(とても快適)という結果と思われます。しかし、やはり各カードの性能順位は、3D Mark 11 での順番と同じで、変わっていませんでした。

  GeForce GTX 680 2GB SLI
レビュー機
GeForce GTX690 4GB
GeForce GTX 680 2GB
Radeon HD 7970 3GB
Final Fantasy XIV
High値
解像1920x1080
6608
(Core i7-3770K)
6475
(Core i7 -3820)
6217
(Core i7-3770K)
5960
(Core i7-3770K)

・8000以上:非常に快適
非常に快適に動作すると思われます。お好みの設定でお楽しみください
5500〜7999:とても快適
とても快適な動作が見込めます。描画クオリティを高めに設定しても、とても快適に動作すると思われます。
・4500〜5499:快適
快適な動作が見込めます。描画クオリティを高めにしても快適に動作すると思われます。
・3000〜4499:やや快適
標準的な動作が見込めます。余裕が有れば描画クオリティの調整をお勧めいたします。
・2500〜2999:普通
標準的な動作が見込めます。



 さらに、実際のゲームでの性能が見られるベンチマークとして、代表的な「バイオハザード5 ( BIOHAZARD 5)」を取って見ました。

【バイオハザード5 (DX10) 】

 このベンチは、Direct X 9c のゲームとDirect X 10 のゲームとがありましたが、DX10の方です。また、実ゲームで性能の取れるという「テストB」で実施しました。

 解像度によって、Low(1280x720)と High(1920x1080)があります。左の結果データは、そのLow(1280x720)の例です。解像度以外はデフォルト設定です。

 結果の比較表を見ますと、同一カードでは、ほとんど解像度による差が出ていません。測定誤差程度です。パソコン工房など他社のデータでは、カード相互に性能差があるにもかかわらず、ほぼ160前後と、ほとんど違いが出ていません。

 SLI接続による性能アップもありません。このゲームに対して、十分な性能があるという結果とも思われます。

 レビュー機とでは、有意差が出ているようですが、これほどのPC性能差があるはずはないので、ベンチソフトのデフォルト設定条件(フルスクリーン、ウィンドウとかでも変化するので)が違うのかも知れません。

バイオハザード5 (DX10)
平均フレームレート
単位fps
GeForce GTX 680 2GB SLI
レビュー機
GeForce GTX690 4GB
GeForce GTX 680 2GB
Radeon HD 7970 3GB
解像度:Low(1280x720)
単位fps
159.5
(Core i7-3770K)
140.8
(Core i7 -3820)
160.5
(Core i7-3770K)
158.1
(Core i7-3770K)
解像度:High(1920x1080)
単位fps
161.1
(Core i7-3770K)
141.6
(Core i7 -3820)
159.1
(Core i7-3770K)
156.7
(Core i7-3770K)


 さらに、実際のゲームでの性能が見られるベンチマークとして、代表的な「ロストプラネット2」を取って見ました。

【 ロストプラネット2( V1.1 ) 】

 このベンチは、APIが、Direct X 9c とDirect X 11 のベンチとがありましたが、写真はDX11の方です。また、実ゲームで性能の取れるという「テストタイプB」で実施しました。

 解像度によって、Low(1280x720)と High(1920x1080)があります。結果データは、そのLow(1280x720)の例です。ウィンドウ設定と解像度以外はデフォルト設定です。

 結果を見ますと、平均フレームレートは、Direct X 11モード、Direct X 9cモードともに同じくらいの数字が出ました。ロストプラネット2については、最近他社での測定データが見られないため、カード間の相互比較が出来ませんでした。

ロストプラネット2
「テストタイプB」
平均フレームレート
Direct X 11モード
解像度:Low(1280x720)
単位fps
Direct X 9cモード
解像度:Low(1280x720)
単位fps
レビュー機
GeForce GTX690 4GB
95.8 97.0



 さらに、他機種と比較するため、モンスターハンターフロンティア(オフィシャルベンチマークソフト、ダウンロードページ)のベンチマークも取って見ました。

【モンスターハンターフロンティア:絆】


 比較した機種は、パソコン工房の3Dベンチデータや、ドスパラのモンスターハンターフロンティア推奨パソコンの測定値などです。

 写真は、測定条件を解像度:High(1920x1080)で、フルスクリーンOFF(Windowモード)設定とし、測定終了時の画像です。

 このベンチのスコアで気を付けたい点は、フルスクリーンONでの測定か、OFFでの(Windowモードとなる)測定かで、スコアが大幅に違って来る点です。

 低解像度Low(1280x720)のスコアは、「フルスクリーンOFF」設定にすると、ONの場合の2倍以上の開きが出ました。(これと解像度以外はデフォルト設定)

 測定結果を比較して見ると、GTX 680 SLI仕様に対しては少し劣る低いスコアですが、ドスパラのMHF推奨PC(GTX 680仕様)よりは、だいぶ高いスコアが出ていました。

(ただし、他社ショップの測定値については、測定条件が不明のため、優劣のはっきりした断定は出来ません。)

【モンスターハンターフロンティア:絆】:(2回の平均値)

MHFベンチ第2弾【絆】 GeForce GTX 680 2GB SLI
(Core i7-3770K)
レビュー機
GeForce GTX690 4GB
(Core i7-3820)
ドスパラMHF推奨PC
GeForce GTX 680 2GB
(Core i7-3770K)
Low(1280x720)
フルスクリーンモード
13635 13208 -
Low(1280x720)
Windowモード
(フルスクリーンOFF)
- 34357 24475.7
High(1920x1080)
フルスクリーンモード
13209 12939 -
High(1920x1080)
Windowモード
(フルスクリーンOFF)
- 17459 16800.7

 モンスターハンターフロンティアの第3弾【大討伐】については、下記のスコアとなりました。

【モンスターハンターフロンティア:大討伐】:(2回の平均値)

MHFベンチ第3弾【大討伐】 Low(1280x720)
フルスクリーンモード
Low(1280x720)
Windowモード
(フルスクリーンOFF)
High(1920x1080)
フルスクリーンモード
High(1920x1080)
Windowモード
(フルスクリーンOFF)
レビュー機
GeForce GTX690 4GB
(Core i7-3820)
13313 30372 12906 15829

 他機種との比較は出来ませんでしたが、フルスクリーンONでの測定か、OFFでの(Windowモード)測定かで、解像度の低いLow(1280x720)の場合などは、2倍以上と、スコアが大幅に違って来ることが良く分かります。

 モンスターハンターフロンティアのベンチマークで、PCのゲーム性能を比較する場合は、気をつけたいものですね。(このON-OFFモードと解像度以外はデフォルト設定です。)



 続きの★デルのAlienware Auroraを実機レビュー:ハードウェアチェック評価を読む
 (レビュー評価は2ページで構成されてます。)
 ★デルのAlienware Auroraを実機レビュー:3Dベンチ評価(本ページ)



(ここに紹介したのは、12月20日時点の情報です。注文時の状況によっては、入手出来ないBTOパーツ構成もあるようです。)

デル株式会社
 推奨モデルのある「ALIENWARE x BATTLEFIELD3」のページを見る


 新しくなったモデル「New AlienwareAurora」のページへ


 2012年12月22日 記



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